60代の自殺について どうやって受診につなげるのか?
Автор: 精神科医がこころの病気を解説するCh
Загружено: 2022-05-16
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01:39 弱い人間と思われたくない
03:09 自殺のリスクとなること
06:28 啓蒙活動のジレンマ
08:28 家族はどうすれば良いのか
本日は「60代の自殺」というテーマでお話しします。
最近、ニュースで60代の方の自殺について取り上げられることが多くありました。
うつや精神科の病気は、甘えだとか若い人の病気だと勘違いされているかもしれませんが、高齢の方のうつも増えています。
むしろ、50~60代のうつは一般的です。
家族が調子が悪そうだから病院に連れて行こうと思っても、本人が断固として拒否することが多いです。その世代の人には偏見や誤解が多かったりしますし、頑なになっていることも多いのです。
今回は、ご家族やご本人に見てもらうためにこのテーマでお話ししてみようと思います。
先に結論を言うと、若い人よりも年配の方の方が、しっかり治療をすると自殺率を下げることができますので、きちんと受診していただければと思います。
■弱い人間と思われたくない
60代の方の自殺は結構多いです。
70代以降になると認知症を鑑別にあげて診断をします。うつだと思っていたら認知症だったというケースがよくあります。
60代の方だと老年期の精神疾患と言ったりしますが、医学的にはまだ若いです。医学の世界では80代、90代が高齢者で、60代というのは若い人という感じがあります。
60代の人はなかなか精神科に来てくれません。
それは「弱い人間と思われたくない」という気持ちがあるからです。
「俺はそんなところに行く人間ではない」「精神科なんて弱い奴が行くところなんだ」「他の人が行くことは止めないけれど自分は行きたくない」など、いろいろな言い方で拒否をすることが多いです。
実際、ドクターも年下ですので、治療がなかなか難しいこともあるかなという気がします。
■自殺のリスクとなること
・偏見、誤解
どうして自殺にまで至ってしまうかというと、まず偏見や誤解があります。
精神科には行く必要がない、精神疾患なんか存在しない、という偏見や誤解のため受診に繋がりません。
精神疾患というのは脳の病気だと家族が説明しても、なかなか受け入れられません。
柔軟性が低下していて新しいことを受け入れるのが難しいということがあります。
・明るい未来を想像できない
未来が尻すぼみになってしまい、明るい未来を想像できないことがあります。
がんを患っている、ずっと腰が痛い、膝がずっと痛いなど。医師も「これは一生治りませんよ」と言ったりします。それでなおさらショックを受けてしまい、「もうダメなんだ」とうつが悪化してしまうことがあります。
体力、食欲、性欲、睡眠欲も落ちてきますし、心臓も弱くなってきたり糖尿病の薬など飲まなければいけない薬があったり、色々な問題が重なり気持ちが塞いでしまいます。
・孤独
社会的な問題として、孤独の問題も無視できません。
離婚、借金、仕事がなくなったなど、その結果孤立化してしまい、どうしようもなくなってしまうことがあります。
家族に囲まれていたり周りに気にかけてくれる人がいると良いのですが、独身で男性でとなると、自殺のリスクは高いと言われています。
・周囲の死
親や友人たちの死、自分で命を絶ってしまった人が周りにいる場合もリスクとなります。
「自分も…」と思ってしまうことも多いようです。
・アルコールの問題
これは口酸っぱく言っていることです。
やることがなくてお酒を飲む。お酒を飲んでいるとどんどん調子が悪くなります。
お酒はドラッグなのでどんどんうつっぽくなってしまいます。
「これぐらいしか楽しみがないんだから飲ませろよ」「がんの治療が辛いんだからお酒くらい飲ませろ」などと言って、うつが悪化してしまうことがあります。
このようなことが、60代、年配の方の自殺のリスクです。
■啓蒙活動のジレンマ
では実際に、年配の人の方が自殺のリスクが高いのかと言うとそういうわけではありません。
やはり若い人の方が自殺の危険性は高いです。
60代の方や年配の方は、弱い人間だと思われたくないということで精神科の受診を拒みますが、若い人だと「恥ずかしい」「親に言えない」といった理由で受診につながらないことが多くあります。
また、実際に自殺につながるきっかけとして「ニュースで見たから」というものがあります。
芸能人の方のニュースを見て自分も死のうと思ったというのは、若い人や子どもの方が多いです。
精神の病気や自殺という手段を知ること、報道によって自殺を決意することは、若い人の方が多いのです。
ここがちょっとしたジレンマです。
啓蒙活動をすればするほど、年齢が上の方にとっては良いのですが、下の方にとっては良くないということがあります。
ですから、きちんと知識のある人が「心は脳である」「こういう風に思うのは、病気なのだ」ということを何度も何度も言い続けることが重要かなと思います。
うつ病以外にも、発達障害やパーソナリティー障害が原因で亡くなることも若い人の方が多いです。
■家族はどうすれば良いのか
きちんと治療をすれば、若い方よりも年齢が上の方の方がリスクが下がります。
ですから、きちんと治療に繋げることが重要です。
子どもと違って、なかなか親や旦那さん、奥さんを無理矢理連れてくるのは難しいです。
大変なのですが連れてきてあげることがとても重要です。
では家族はどうしたら良いのかと言うと、言動の変化、「もうやだな」「死んじゃいたいな」「もう終わりにしたいな」といった発言、急にかしこまって「いつもありがとうございます」などと言うようになったら危険だなと思ってください。
あとは飲酒量です。お酒の量が急に増えたのもチェックのポイントです。
「まさかうちのダンナに限って」「まさかうちの奥さんに限って」とよく言いますが、まず疑うことがとても重要です。
中高年のうつ病は珍しくありません。
うつは10人に1人がかかる病気なので、全然珍しくありません。ですから疑うことが重要です。
何か変だなと思ったらまずは疑う、そういう癖をつけてください。
どこか頭の隅に、「精神疾患は身近にあるものだ」ということを置いておいていただけたらと思います。
そしてきちんと受診につなげることが重要です。
調子が悪くなってから初めて精神科のことを知ろうと思うと、ギョッとしてしまいますし、「何なんだ」ということになってしまうと思いますので、普段から僕のYouTubeなどで情報に触れてもらい、何かあった時には受診につなげてもらえたらと思います。
きちんと治療をしたら良くなります。
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自殺のサイン、自殺のリスクが高い人の特徴
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【精神科医がこころの病気を解説するChとは?】
一般の方向けに、わかりやすく、精神科診療に関するアレコレを幅広く解説しています。動画における、精神分析や哲学用語の使用法はあくまで益田独自のものであり、一般的(専門的)な定義とは異っているところもあります。僕がもっとも説明しやすいとたまたま感じる言葉を選んだだけなので、あまり学術的にとらないでいただけると嬉しいです。
早稲田メンタルクリニック院長 益田裕介
【自己紹介】
益田裕介
防衛医大卒。陸上自衛隊、防衛医大病院、薫風会山田病院などを経て、2018年都内で開業。専門は仕事のうつ、大人の発達障害。といいつつ、「なんでも診る」ちょっと変人よりの町医者です。
趣味は少年ジャンプとお笑い。キャンプやスキーに行きたいです。
2020年6月5日より断酒継続中。
【参考】
厚労省みんなのメンタルヘルス https://www.mhlw.go.jp/kokoro/
カプラン 臨床精神医学テキスト第3 https://www.medsi.co.jp/products/deta...
倫理規定について https://note.com/mentalyoutubers/n/nb...
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