片親のデメリットについて精神科医目線で語ります。
Автор: 精神科医 芳賀高浩
Загружено: 2025-07-31
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本日は「片親のデメリット」について、精神科医の視点からお話ししました。
精神科の現場においては、両親がそろっているご家庭と、片親のご家庭とでは、メンタルヘルスに影響する傾向に差が見られることがあります。
特に、統計的に見ると、片親の方が精神的に不安定になりやすいというデータがあるのも事実です。これは非常にデリケートなテーマですが、目を背けず、丁寧にお話しすることが大切だと考えています。
まず、片親であることによって子どもにどのような影響が出やすいかというと、ひとつは情緒の不安定さが挙げられます。育児と仕事を一人で担うケースが多く、どうしても子どもが愛情や関心を十分に受け取りにくくなってしまうのです。
また、親が子どもを叱ったあとに必要な「フォロー」が、二人の親がいる家庭では役割分担できる一方で、片親の場合は一人で両方の役を担わなければなりません。これが難しく、結果として子どもの情緒が不安定になることがあります。
二つ目に、自己肯定感が低くなりやすいこともあります。自分の誕生の背景や、親が離れた理由を子どもなりに受け止めようとする中で、「自分のせいかもしれない」と思ってしまうケースも少なくありません。
それが自分の存在価値への疑念につながることがあります。
また、不安やうつ状態になりやすい、あるいは「親の代わりにならなければ」と無意識に背負い込み、年齢以上に大人びてしまうケースも見られます。
こうした関係の逆転、つまり親が子に甘えるようになってしまう現象を「ペアレンティフィケーション」と呼びますが、これは子どもが子どもらしさを失ってしまう原因にもなりかねません。
とはいえ、片親であることが必ずしも子どもに悪影響を及ぼすわけではありません。
むしろ、ある4つの要素が揃っていれば、片親であっても子どもは十分に安定したメンタルを育むことができます。
1つ目は、親が情緒的に安定していること。完璧である必要はありませんが、少なくとも子どもの前で落ち着いた姿勢を見せようと努力することが大切です。
2つ目は、周囲とのつながりがあること。祖父母、地域のクラブ、友人の家庭など、家庭外での支えがあることで、子どもは社会的な安心感を得られます。
3つ目は、子どもが自由に自己表現できる環境があること。ペアレンティフィケーションが起きてしまっても、子どもが自分らしく振る舞える場があることは非常に重要です。
そして4つ目は、経済的な安定です。身も蓋もないようですが、これはやはり子どもの安心感に直結する要素です。
これら4つが満たされれば、片親であっても子どもの心は十分に安定して育つと言われています。
現実には、両親が揃っていても家庭内不和が続いているケースもあります。その場合、子どもにとっては「仲の悪い両親と一緒にいる」ことが、かえって精神的な負担になる可能性もあるのです。
経済的な安定と親の情緒的な安定、どちらを優先するか——悩ましい選択を迫られている方も多いことでしょう。
ただひとつ確かなのは、親がその子のために「よりよい環境をつくろう」と努力している姿そのものが、子どもにとって非常に大切で、力になるということです。完璧を目指す必要はありません。努力している姿は、それだけで十分に尊いのです。
私たちは、親御さんがその努力を続けられるように、精神科の立場から少しでも支援できたらと願っています。
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