【西武2000系2451F+2453F近江鉄道に譲渡による甲種輸送・2000系初の譲渡】2000系2両編成10編成が今後近江鉄道に譲渡になる可能性も

Описание: 西武2000系2451F+2453Fが10月19日に近江鉄道に譲渡のため、甲種輸送されました。2000系においては初の地方譲渡となります。

武蔵丘車両検修場に出場して小手指まで回送された西武2000系2451F+2453Fがしばらく留置されていました。
車内には機器が積み込まれており、過去に10000系が富山地鉄に譲渡された際も機器が積み込まれていました。
これを踏まえると甲種輸送される可能性があるとみられます。万が一、譲渡となると近江鉄道に譲渡されるのではと推測されていました。

・西武10000系富山地鉄譲渡の準備
(2020年10月6日)
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近江鉄道においては11月22日に開かれた滋賀県議会の委員会で示された近江鉄道線鉄道事業再構築実施計画に関する資料の中で、環境配慮型車両(VVVF型)の導入検討を行う旨の記述が確認されました。
こうなると2000系2451F+2453Fが譲渡となると一番の候補は近江鉄道ではないかと推測されました。

今回甲種輸送の行先が近江鉄道の彦根までという観点から、やはり近江鉄道に譲渡されることに決定しました。

西武2000系2451F+2453Fの経緯
2024年09月09日 : 武蔵丘車両検修場に入場
2024年09月25日 : 武蔵丘車両検修場に出場
⇒小手指車両基地に留置中
2024年10月19日 : 近江鉄道に譲渡

・近江鉄道線鉄道事業再構築実施計画（案）について
(2023年11月22日)
https://www.shigaken-gikai.jp/voices/...

（２）実施施策と実施を目指して検討していく事項
① 近江鉄道線の輸送の安全の確保
ア 鉄道施設の持続可能性、利便性、効率性の向上等に資する施設整備
近江鉄道線の安全・安心で持続可能な運行を確保するため、鉄道施設・設
備、車両等の計画的な整備、更新時期の最適化、レールの重軌条化や PC 枕木化等の軌道強化による乗り心地の改善や定時性、速達性の向上を図るとともに、駅舎、駅設備等（待合スペース、トイレ、ベンチ、表示物など）の改修・改良等により利用者の快適性の向上に努める。
また、車両の電気使用量削減による更なる低炭素化の推進と車両検査費用の節減を目指し、環境配慮型車両（VVVF 型）導入の検討を行う。

今後2000系2451F+2453Fに関しては近江鉄道で第2の人生で活躍することになるでしょう。そしてVVVFに関しても近江鉄道で実施するとみられますが、果たして導入されるのでしょうか?

近江鉄道の移動円滑取組書によると現在18編成在籍しており、移動円滑取組に適合しているのが7編成で今後、老朽化した車両を更新する際は、移動円滑化基準に適合するものとするための計画を推進していく形だそうです。
つまり、近江鉄道が所有している11編成が適していない関係もあり、今後置き換えになる可能性があるとみられます。そうなってくると2両編成の2000系10編成が在籍しているので10編成すべてが近江鉄道に譲渡になる可能性も考えられます。果たしてどうなるのでしょうか?

西武2000系2両編成在籍
2000系 : 2417F,2419F(2編成)
新2000系 : 2451F~2465F(8編成)
⇒計10編成

近江鉄道2023年移動等円滑化取組計画書
(2023年6月7日)
https://www.ohmitetudo.co.jp/corporat...

当社で全線において使用している車両１８編成（３６両）のうち、移動円滑化基準に適合するものは７編成（1４両）となっている。今後、老朽化した車両を更新する際は、移動円滑化基準に適合するものとするための計画を推進していく。

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収録日 : 2024年10月19日