国内にわずか300匹の美濃柴犬「12~3年後にはいなくなる」 高校生が繁殖に成功、研究し次世代へ (22/04/19
Автор: メ〜テレニュース
Загружено: 2022-04-19
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• 【犬】「希少な地元の犬を守りたい」美濃柴犬の繁殖に取り組む高校生 涙のワケは
岐阜に古くから生息している「ご当地犬」。一時は絶滅寸前まで激減しましたが、地元の人たちの努力で数が増えています。今、「ご当地犬」を守る研究をしている高校生たちを取材しました。
4月3日、岐阜市内の河川敷に全国から大集合した犬。
その数約90匹、全て同じ種類なんです。
岐阜の地犬、その名も「美濃柴犬」です。
日本の特定の地域のみに生息する犬のことを「地犬」といい、長野の川上犬・鳥取と島根の山陰柴犬・沖縄の琉球犬などがいます。
国内にわずか300匹…岐阜の地犬「美濃柴犬」
「美濃柴犬」は濃い赤毛にピンと立った耳が特徴、元は岐阜の山間部に生息していたと言われています。
国の天然記念物に指定されている「柴犬」の一種です。
この日行われていたのは、飼い主同士の交流会と、全国から集まった犬たちの体型や毛並みなどの審査会です。
実は美濃柴犬、現在、日本に約300匹しかいないと言われています。
保存会「美濃と名前のついた柴犬を残したい」希少故の課題も
希少な地元の犬のため、岐阜県内の有志が中心となって、保存と繁殖の拠点「美濃柴犬の里」を作ったのが40年以上前のこと。
「数が減った理由は太平洋戦争が大きかったんじゃないかと言われています。動物の毛皮を国に供出させられていたと聞いています。昭和50年ですかね、50匹ぐらいしかいませんでした」(美濃柴犬保存会 片岡繁樹 理事)
長年の努力で、なんとか数を増やしたものの、課題が無くなったわけではありません。
「近親率が高くなったから受胎率が低いです、交配させたけど受胎しなかったとか。1年で生まれるのは25~30匹ぐらいです」(美濃柴犬保存会 片岡繁樹 理事)
また、「交配できる」と認めているオスも今は7匹ほどだと言います。
「交配をできずにいれば、12~3年後には美濃柴犬はいなくなってしまうんです、間違いなく。美濃と名前のついた柴犬を残していきたいです」(美濃柴犬保存会 片岡繁樹 理事)
美濃柴犬の繁殖を成功させた高校生「美濃柴犬研究班」
2021年11月、貴重な出産の映像が撮影されました。
繁殖を成功させたのはなんと高校生、大垣養老高校「美濃柴犬研究班」です。
3年前、地元の犬を研究し、守っていこうとメス2匹を譲り受けました。
念願の子犬は、合わせて6匹。
「子犬が生まれてとてもうれしかったです」(出産に立ち会った研究班)
「繁殖を成功させることができて、とても誇りに思います」(出産に立ち会った研究班)
手作りの飼育マニュアルと共に子犬を譲渡
1月の譲渡会で、新しい家族の元へ引き取られた子犬たち。
手作りの飼育マニュアルも一緒に渡しました。
「他の犬種は調べたら飼い方やかかりやすい病気もすぐ出てくるんですけど、美濃柴犬は飼っている人も少なくて、マニュアルにまとめることで飼いやすい犬にしたいなと思いました」(大垣養老高校 美濃柴犬班 班長 伊藤眞鈴さん)
高校生たちは、毎日の世話をしながら、次の繁殖に向けてわずかな変化も逃さないよう、体の大きさや体重などのデータ収集を続けています。
「1回1回の繁殖を大切にして、繁殖させたい飼い主さんに繁殖の方法を教えていけたらいいなと思っています」(大垣養老高校 美濃柴犬班 班長 伊藤眞鈴さん)
2ヵ月ぶりに子犬と再会「でかい!!」
美濃柴犬の集まる河川敷にやってきた高校生たち、審査会に参加することで飼っている犬についてより詳しく知ることができます。
そして、今回の交流会では、2つの大きな目的がありました。
1つ目の目的は、譲渡した子犬の調査です。
子犬に直接会うのは、約2カ月ぶりです。
子犬の大きくなった姿によろこびながら、譲渡先の飼い主から体重やご飯の内容、運動方法などを聞き取ります。
さらに、その場で体長などの測定も行いました。
「生まれたときから体重などを計っているので、そのまま続けていって、どんな子に成長するのか統計をとれていけたらいいかなと思っています」(大垣養老高校 美濃柴犬班 班長 伊藤眞鈴さん)
「飼育マニュアルにどんな風に育てていくのかも書いてあったので、すごく役に立ちました」(譲渡先の飼い主)
次の交配へオスとも交流、繁殖成功への手がかり探る 『地元の犬を次世代へ』
そして、もう1つの目的は、次の交配にむけたオスとの交流です。
交配には、保存会への申請が必要となりますが、高校生たちも血統や飼育環境、性格などを確認。
難しい繁殖を成功させる手がかりを探ります。
『地元の犬を次の世代へ繋ぎたい』、若い担い手の思いが地球の生物の多様性を守る一歩として実を結んでいます。
「まだまだ頭数は少ないので、これからも私たちが他も飼い主さんの応援というか勇気づけになって、少しでも美濃柴犬を守ることにつないでいけたらいいなと思います」(大垣養老高校 美濃柴犬班 班長 伊藤眞鈴さん)
希少な美濃柴犬は、有償譲渡が行われています。
譲渡を受ける際には、まず保存会への連絡が必要です。
保存会の役員から飼育環境や種の保存協力への思いなど飼育審査が行われます。
また、譲渡は原則「美濃柴犬の里」で保存会の役員が立ち合いの元、美濃柴犬に関する知識や食事・運動・手入れの仕方など、基礎的な指導を受けることになっています。
(4月19日 15:40~放送メ~テレ『アップ!』)
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