【第8回レビュー対象作品】トモ・コスガの公開ポートフォリオレビュー
Автор: 写真の話をする人
Загружено: 2020-04-25
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「トモ・コスガの公開ポートフォリオレビュー」第8回 応募作品『自私』(写真36点)です。作者はミズサワタカアキさん。作品点数および作品の並びは応募者によるものです。映像化およびBGM選出はトモ・コスガが担当しました。
本作品のレビュー動画は後日公表します。視聴者の皆さんにはこちらの動画を観ていただくことで作品の全体像を把握してもらい、この作品に対する自分たちなりの考えを持ってもらったうえで、レビュー動画を見ていただくことで、この企画をレビュアーと作家の対話に留まらせることなく、より多くの方々にとって「作品作りを考える」機会になれば幸いです。
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「自私」ステートメント
2008年の冬、スーパーの野菜売り場ではじめて陽子と出会った。私は古本屋を営む友人のイベント用の食材を調達するために参加者の女性と買い物へ来ていて、その女性の友人で遅れてやってきたのが陽子だった。21歳の彼女は、七三分けにした黒髪のショートカットがとても印象的で、初対面の私に落ち着いたトーンで丁寧に挨拶をしてくれた。打ち上げでは彼女の方から気さくに話しかけてくれて、自分から声をかけることが苦手だった私は彼女との会話が嬉しく、打ち上げが終わった後も彼女との会話を思い出していた。
その後陽子とは数人の友人らと共にランチやお酒を飲みに行くような関係になったが、彼女を高嶺の花だと感じていた私は、それ以上意識する事なく接していたつもりだった。
2010年3月に仕事で新潟市から長野市へ転勤することが決まった。子供の頃から家族以外の人間関係にストレスを感じてしまい友人が少なかった私にとって、古本屋で陽子も含めた気の合う友人たちと出会うまでは、この街を離れる事にこれ程まで寂しい気持ちになる事は想像できなかったように思う。
引越して少し経ったある週末、事前に陽子と連絡を取り合い、私の車で一緒に新潟市の友人に会いに行く約束をし、長岡市に住む彼女を迎えに行った。
家に到着した時にちょうど玄関から出て来た彼女は、向かいの大家さんの家に行くために車が行き交う道路を横断しようとしていた。両手でタッパーを持ち、紫色の古着のワンピースにカーディガンを羽織り、背筋を伸ばして佇む彼女はとても美しく、まるでスポットライトを浴びているかのように私の目には輝いて見えた。私は車で彼女の目の前を通り過ぎるわずか数秒の間、彼女の匂いや私たち二人が共に暮らす光景を想像するとともに、無意識のうちにセーブしていた彼女への恋愛感情が止めどなく溢れ出ているのを感じていた。この予期せぬ衝撃が尾を引き、また自分の身に起きたことを頭で整理しようと、彼女と合流してからも暫く上の空だった。
陽子に対しての気持ちを自覚せざるを得なくなった私は、積極的に彼女と連絡を取るようになり、初めて2人で飲みに行く約束をした。
待ち合わせをした長岡駅の噴水前に現れた彼女は、伸びてきていた髪の毛をバッサリ切っていた。私たちは深夜まで記憶をなくすほどお酒を飲み、気がつくと宿泊先のビジネスホテルで朝を迎え、隣には彼女が眠っていた。それ以上は何も起きていなかったが、彼女も私に好意を持ってくれているかもしれないと期待で胸が踊った。
2週間後、私たちはまた同じようにお酒を飲みに行き、泥酔してビジネスホテルで朝を迎えた。2週間前と違ったことは、思い返すとどうやら私は彼女に思いを告げ、彼女もその思いに応えてくれたような記憶がうっすらとあることだった。事実が曖昧なまま彼女と別れたその夜、彼女から「どうするの?」と短いメッセージが送られてきた。
次の週末の夜、彼女が長野市へ来てくれた。家の近くのビアバーで席に着き乾杯をしようとすると、彼女から「酔う前に聞かせてください。」と言われ、私は緊張から辿々しい口調だったが改めて想いを告げ、「よろしくお願いします。」と彼女は応えてくれた。私は彼女の言葉に照れながらあらためて乾杯し、痺れるほどの安堵感に浸った。
陽子と付き合い始めて程なく、私たちの関係には問題が発生していた。そして、その原因の殆どは私の弱さにあった。
明るく和やかな彼女には友人が多く、また自分より8歳年下の彼女には新たな出会いも多くあった。元来自分に自信のない私は、長野と新潟という物理的な距離も助長し、彼女が何かのきっかけで他の男性に惹かれてしまい私から気持ちが離れることを恐れていた。不安から彼女に猜疑心を持つようになり、いつ誰と会っていたか探るような言動や彼女の携帯を盗み見てしまうようなことをしたり、男友達と会うことを制限するように求めるようになり、それに納得しない彼女とよく喧嘩をするようになっていった。見苦しいとわかっていたが、自身の弱さから負の感情が抑えられずにいつも彼女を精神的に束縛してしまっていた。また、彼女に会えない平日は寂しさと不安で押しつぶされそうになり、その気持ちを誤魔化す為に毎晩のようにひとり飲み歩いていた。ようやく会えるはずの週末の夜に急遽仕事が入り、朝方不眠のまま会いたい一心で彼女の家へ向かい、高速道路で居眠り運転をした挙句自損事故を起こしてしまったこともあった。こんな自分を見るのは初めての事だった。
そんなことがあっても陽子は離れずにいてくれた。一方私の彼女への想いは日を追うごとに強くなっていき、すぐにでも結婚したいと考えていた。それまでは紙切れ一枚の契約に意味を見出せずにいた自分が、今はそれにさえすがりたい気持ちだった。結婚すれば彼女は自分のものになり、周りもそれを認識することになると本気で考えていた。
付き合って8ヶ月程経ったある週末の夜、私たちは行きつけの善光寺のイタリアンレストランで食事をして、私はワインを少々飲み過ぎていた。翌朝アパートで目を覚まして朝食をとった後、彼女から唐突に、「いいよ。」と言われた。私は飲み過ぎで記憶をなくしていてその言葉の意味がわからず、彼女は少しムッとしたようだった。
イタリアンレストランを出てアパートに帰った後、どうやら私は彼女に取り乱しながら、「結婚しよう」とプロポーズをしたらしい。それに対して彼女は、「酔っ払ってプロポーズなんて嫌だ」と答えたそうだ。
陽子の話を聞いた私は、「いいよ」の言葉の意味を理解して、驚きと喜びが入り混じった声をあげ、ひとり興奮してガッツポーズをしていた。そんな私を見て、彼女は穏やかに笑みを浮かべていた。
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〜最後に〜
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