【朗読】「屋根裏の散歩者」全てに興味を失った男の唯一の楽しみは、下宿の屋根裏から、他人の醜態をのぞき見ること！？【ミステリー・サスペンス／江戸川乱歩】

Описание: 💬田三郎は引っ越したばかりの下宿で、偶然、屋根裏への入口を見つける。
異質な空間に魅力を覚えた郷田は、昼夜を問わず屋根裏を「散歩」し、
天井の隙間から他人の隠された本性や生活の秘密を盗み見る興奮に酔いしれるようになる。
ある日、彼は天井裏の小さな穴を利用した恐ろしい悪事を思いつく―。

主人公は生活に目標を持つことができず、ただ刺激を求めて、盛り場を彷徨する若者。
が、そんな刺激にも飽きて、行きついた興奮が･･･。
彼が這い廻る屋根裏の暗い闇は、出口のない彼自身の心の闇ではなかったのか？
このような青年は、私たちのすぐ隣にもいる気がする。

🔷今回は、江戸川乱歩 の『📍屋根裏の散歩者』を朗読します！🔷

【主な登場人物】
郷田三郎 －－－－ 25歳。定職に就かず、親の仕送りで暮らしている。
遠藤 －－－－－－ 三郎と同じ下宿に住む神経質な歯科助手。
明智小五郎 －－－ 私立探偵。

📌目次
00:00:00『オープニング』
00:00:28『しおり１』
00:14:31『しおり２』
00:26:20『しおり３』
00:41:38『しおり４』
00:53:20『しおり５』
01:05:20『しおり６』
01:19:54『しおり７』
01:34:04『しおり８』
01:46:42『エンディング』

👦🏻江戸川乱歩（えどがわ らんぽ, 1894年 - 1965年）
1894年三重県生まれ。早稲田大学卒業。
雑誌編集、新聞記者などを経て、1923年「二銭銅貨」でデビュー。
以後、「D坂の○○」などの探偵小説を 次々発表。
怪奇小説、幻想小説にも優れた作品が多い。

代表的なシリーズに、「怪人二十面相」「少年探偵団」などがある。
日本の小説界に多大なる業績を残す。

【主な代表作】
1923年『二銭銅貨』でデビュー
1925年『D坂の事件』
1928年『陰獣』
1930年『孤島の鬼』
1934年『黒蜥蜴（くろとかげ）』
1936年『怪人二十面相』
1951年『幻影城』
1961年『探偵小説四十年』

【主な受賞歴】
1961年 紫綬褒章。
1965年 勲三等瑞宝章。

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