東洋大学応援団(応援指導部)「鉄紺祭」・吹奏楽部・リーダー部・チアリーディング部による歌と音楽とダンスの応援演劇【2025年12月7日】白山キャンパス円了ホール

Описание: 東洋大学応援団(応援指導部)・団祭「鉄紺祭」・吹奏楽部・リーダー部・チアリーディング部による歌と音楽とダンスの応援演劇【2025年12月7日】白山キャンパス円了ホール

【考察】
なぜ東洋大の応援は「ポップ」なのか？
東京六大学との決定的な違いと「箱根駅伝」の影響について仮説を立てて考えてみる。

本文：
東洋大学応援指導部（応援団）のステージ「鉄紺祭」を見て感じたこと。

それは、早稲田や慶應をはじめとする「東京六大学」の応援スタイルとは、曲調も、醸し出す雰囲気も、決定的に「何かが違う」という感覚でした。
なぜ、東洋大の応援はこれほどまでに現代的で、ポップに響くのか？
私なりの仮説を立ててみました。

■ 仮説：応援スタイルの違いは「戦う場所」の違いから生まれる

結論から言えば、**「野球（スタジアム）」を主戦場として進化してきた六大学に対し、東洋大学は「箱根駅伝（公道）」**を主戦場として進化した「現代型（モダニスト）」の応援団だからではないでしょうか。

1. 東京六大学（野球応援の系譜）
場所： 神宮球場という「囲まれた空間」。
目的： 対戦相手を威圧し、味方を鼓舞する「勝利への執念」。
特徴： 重厚なマーチ、伝統的な応援歌、バンカラな気質。

2. 東洋大学（駅伝応援の系譜）
場所： 箱根の山や国道という「開かれた公道」。
目的： 孤独に走るランナーに寄り添い、足を止めない一般客にも届ける「共感と伴走」。
特徴： J-POP（SEKAI NO OWARI「RPG」など）や軽快なリズム、キャッチーなダンス。

六大学の重厚な応援歌は、静寂な球場では映えますが、雑踏の国道では届きにくい。

逆に、東洋大のようなポップでキャッチーな曲は、一瞬で通り過ぎる選手や、沿道の人々の心にスッと入り込む力がある。

つまり、東洋大学の応援団は、「箱根駅伝」という特殊な環境に適応するために、あえて伝統的な重さを脱ぎ捨て、より大衆的でスマートなスタイルへと進化したのか？

この動画では、そんな「鉄紺」のプライドと、現代的な応援スタイルの融合を感じて欲しい。


【応援団徹底考察2】
なぜ東洋大の応援は「止まらない」のか？

六大学との決定的違いと「箱根駅伝」起源説
【鉄紺の真髄】

東洋大学応援団主催の「鉄紺祭」に参加して感じた、六大学野球や旧七帝大とは決定的に異なる「東洋大応援の異質さと魅力」について深掘り勝手に解説。

応援団を2年間追いかけ、六大学・関関同立・旧帝大の楽曲に触れてきた視点から見えた、一つの「仮説」。

それは、東洋大学の応援スタイルは「野球」よりも「箱根駅伝」から来ているのではないか？ という説。

▼ 目次
0:00 オープニング：鉄紺祭で感じた違和感

2:15 六大学と東洋大の決定的な違い

5:30 仮説：野球のリズム vs 駅伝のリズム

8:45 「かっとばせ」じゃなく「飛ばせ」の意味

▼ 解説ポイント

① 六大学応援は「物語（ドラマ）」である
東京六大学のチャンスパターンメドレーは、野球のイニング展開に完璧にリンク。

「さあ行くぞ」→「出塁」→「好機到来」→「得点」
という起承転結があり、勝利へのストーリーを順序立てて歌い上げる。

これは投手がボールを投げる「間」が存在する野球特有の「静と動」のリズム。

② 東洋大応援は「疾走（グルーヴ）」である

一方で、東洋大の応援には明確な「区切り」を感じない。
現代的でポップな楽曲が、軽快かつ連続的に流れ続ける。
歴史が44年と比較的浅く（再建の歴史）、古いバンカラ文化に縛られていない点も、このモダンなスタイルを確立できた要因の一つか？

③ 【核心】箱根駅伝が生んだ「エンドレス応援」
ここで私の仮説。
東洋大の応援が「流れを止めない」のは、彼らの主戦場の一つである「箱根駅伝」の影響ではないか？

野球： 「間」があるスポーツ

駅伝： ゴールまで常に走り続ける「連続」のスポーツ

一瞬で目の前を通り過ぎるランナーに声を届けるため、単純明快なコールとアップテンポな曲をループさせる。
この「駅伝DNA」が野球応援にも輸入され、あの「常に攻め続ける、止まらない応援」が生まれたと考えられる。

象徴的なのが「飛ばせ！東洋！」というコール。
これは「打球を飛ばせ」以上に、「スピードに乗って駆け抜けろ（Run!）」**という、ランナーへの鼓舞そのものなのか？

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