腐った医者に対する怒りを精神科医がぶちまけます!
Автор: 精神科医 芳賀高浩
Загружено: 2025-12-22
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こんばんは、精神科医の芳賀高浩でございます。
今日は「腐ったお医者さん」と、自費診療の問題について、私の20年の医師人生で感じてきたことを、できるだけ簡潔にお話しします。
日本の医療の大前提として、保険診療があります。
これは「どこで・誰が」診療しても、同じ医療行為には全国一律で同じ点数・同じ料金がつく仕組みです。世界的に見てもかなり特殊で、そしてとても優れた制度です。
たとえば精神科でいえば、10分の精神療法の点数は、カウンセリングが抜群にうまいスーパードクターでも、説明が下手で共感性ゼロの医者でも、同じです。本来なら技術料には差があるはずですが、あえて「一律」にしている。
ここには「医者は儲け主義ではなく、まず患者さんのために尽くす」という、日本の医師社会の“礼法(れいほう)”があります。
本音はみんなお金も欲しいし、良い家にも住みたい。でも、**表の顔としては「お金は二の次三の次」**であるべき、という掟のようなものがあるわけです。
一方で、その礼法を完全に無視してお金儲けに全振りしている医療も現実に存在します。
典型例が、過剰な自由診療・美容外科・エビデンスの乏しい自費の点滴治療や幹細胞治療、免疫療法などです。
もちろん、美容外科そのものに社会的ニーズがあることは否定しません。ただ、
1回の注射・点滴が10万円
「どんな病気にも効きます」「劇的に良くなります」
といった宣伝で、科学的根拠の乏しい治療を高額で売りつける姿勢には、私は激しい怒りを覚えます。
幹細胞(ステムセル)やiPS細胞については、きちんとした基礎研究・臨床研究が進んでいる領域です。しかし、研究の文脈をねじ曲げて、
「幹細胞を点滴すれば、難病も発達障害も何でも良くなります」
と宣伝し、藁をもすがる患者さん・ご家族から高額なお金を取るクリニックも現実にあります。
免疫療法も同じで、標準治療(抗がん剤など)と併用しながら「効いたら自分の功績、効かなければ病気のせい」という構図になりがちです。
ポイントは、「保険診療で認められていない」「科学的根拠が乏しい」にもかかわらず、高額で売られている治療かどうかです。
私は、こうした自費の“へんちくりんな医療”には一貫して反対です。
では、メンタル疾患はどうか。
うつ病、統合失調症、双極症、引きこもりなど、今の標準治療を尽くしても良くならない方は確かにいらっしゃいます。医療の限界もあります。
それでも私は、
「日本の保険診療の範囲内でできることをやり切る」
「そのうえで、生活習慣を徹底的に整える」
この二本柱が王道だと思っています。
例えば、私が患者さんによくお伝えしているのは、こんな生活習慣です。
朝起きたら15分はしっかり光を浴びる
網膜への光刺激から約15時間後にメラトニンが分泌され、自然な眠りにつながります。
朝はきちんと炭水化物を含む食事をとる
糖が肝臓に届くことで、体内時計のスイッチが入り、一日のリズムが整いやすくなります。
夜0時〜6時はなるべく寝る時間にして、スクリーンタイムをかけてスマホを封印する
1日1回は少し汗ばむ程度の運動をする
こうした生活習慣の積み重ねは、薬では補いきれない部分を支えてくれます。本来、外来診療の中でじっくり時間をかけてお伝えしたいのですが、保険診療の枠ではどうしても時間的制約があります。
その不足分を、私はYouTubeなどで「無料で」補いたいと思っています。
自費でお金を使うなら、私の考えでは
高額な謎の点滴や幹細胞治療
よりも
適切な料金のカウンセリング(1時間1万円以内を目安)
運動習慣づくりのためのジムやパーソナルトレーニング
こういった「効果が見込めて副作用が少ないもの」に使ってほしいと願っています。
特にメンタル疾患に対して、医師やクリニックが1時間3〜5万円、時に10万円近いカウンセリングや自由診療メニューを前面に出してくるのは、私の感覚では「完全に儲けに走っている」としか思えません。
最近、私の患者さんの中にも、高額な自費診療の点滴などで相当なお金を失ってしまった方がおり、本当に怒りに震えました。
「医師免許を持っている」というだけで信用し、苦しい中でお金を払ってしまう。その弱みにつけ込むようなビジネスは、私は医師として到底受け入れられません。
ですから、視聴者のみなさんには心からお願いしたいのです。
メンタル疾患を“怪しい自費治療”で治そうとするのは、やめてください。
保険診療でできる治療をきちんとやり切り、生活習慣とカウンセリングでコツコツ足掻いていきましょう。
最後に少しだけ宣伝ですが、私の本
『希死念慮ちゃんとうまく付き合う方法』(仮題:ユーザーさんの本)
は、死にたい気持ちを抱えた方、生きるのがつらくなってしまった方に、少しでも寄り添えたらという思いで書いたものです。
1冊売れて私の手元に入るのは150円程度で、儲けるための本ではありません。
「自費診療で高額なお金を払う前に、まず1冊の本や無料の動画で、知識と考え方を整えてほしい」
そんな願いを込めています。
まとめると、今日お伝えしたいことは一つです。
自費診療の“夢の治療”に飛びつく前に、日本の保険診療を信じて、生活習慣と標準治療を徹底してほしい。
これが、怒りと悲しみを込めて、どうしてもお伝えしたかったメッセージです。
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