【コレ判る?】ヒッチコック『めまい』の秘密・キム・ノヴァク登場シーン
Автор: つーじー映画ch
Загружено: 2013-07-31
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Описание:
(ネタバレ)★判らない人のためにネタバレをすると、特にキム・ノヴァクが初めてカメラの手前に来る時に、キム・ノヴァクだけが輝いて見えます。判らない人はもう一度見てください。ウェイターやフロアの他の席の人が暗くなって、キム・ノヴァクだけが輝いて見えるんです。
★★整理すると、1・この時、背後のウェイターが陰になっているだけでなく、フロアの客席も半絞りくらい暗くなること。2・観客はキム・ノヴァクを注視しているのでその照明の変化(レンズ絞りの変化)に気づかないこと。この2つが大きなポイントです。
★★★結果、他から浮き上がるような照明へとゆっくり変容することで、キム・ノヴァクだけが輝いて見え、キム・ノヴァクの美しさが観客に無意識下で深い印象として残ることになります。
「めまい」はVertigo Effectがつとに有名ですが、観客の気づかぬうちに観客の無意識を(照明セッティングやレンズの絞りというプロなら誰でも知っている撮影技術を利用して、非常な時間と手間をかけて)意図的に操作していることも大変重要だと私には思われます。
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解説
キム・ノヴァクに注目していると全く気づかない技術操作が行われています。これはキム・ノヴァクにより集中させるためのヒッチコックの観客の無意識操作です。
映画で観客は何を見て何を見ず、そして無意識で何を見ているか。良い監督はそれを識っています。
映画『めまい』のマデリン(キム・ノヴァク)の登場シーンを確認し観客の「無意識」について考える動画です。
上の「ネタバレ」に記したように、物凄い技術的な手間をかけてキム・ノヴァクの登場シーンを演出しています。
反対に、それまでは徹底的に観客が彼女を見ることを妨害する。遠目に後ろ姿や横顔をチラッと見せ、直前にウェイターと客二人の計3人がキム・ノヴァクの前のを横切り、観客が彼女を「見る」ことを妨害することにより、「見たい」という意識を高めます。
しかし、顔が見えてからは、フロアやウェイターが暗くなり、キム・ノヴァクだけに光が当たるというこの極端なギャップは好対照の演出と言えるでしょう。つまり、見たい気持ちを煽りつつ、ギリギリまで見せず、見せるとなったらキム・ノヴァクだけを見せるように人物の動き、配置、角度、照明、絞りなどの要素を総動員してショットが創られているのです。
※註釈※やや技術よりに考察すれば、2分18秒 からのショットですが、近づいてくるキム・ノヴァクの照明がいったん入口近くでは当たらないように遮ってあって、その代わり、入口の辺りに周囲より1絞り明るい照明がスポットで当たっています。そのまま普通に撮影すると、キム・ノヴァクの顔が白飛びを起こしてしまいますが、照明を切ってあるところからスポットライトの中心に彼女が歩くタイミングで、レンズの絞りをスッと1絞り絞っています。このため、周りがスーッと暗くなるんですね。今の映画はこうした効果はカラーグレーディングでやってしまいますが、当時は現場でカメラや照明、美術と事前に綿密な打ち合わせをしないとできない方法ですね。こういうことをしようと考えることがすごいと思います。
このように、シナリオ構成、空間設計、キム・ノヴァクの導線、カメラワーク、音楽などが一体となって、キム・ノヴァクの姿に観客の視線は釘付けになるわけですが、さらにだめ押しのように、キム・ノヴァクにしか観客の視線がいかないように撮影技術を駆使して、照明、レンズ絞り操作まで演出しているというわけです。
もちろん、これは観客の無意識操作である前に主人公が女を初めて見た瞬間の意識を映像化するという試みでもあるのでしょう。主人公スコティ(ジェームズ・スチュアート)の「美しい女を見た」という追体験を観客に強要する映像であるともいえます。
いずれにしろ、観客が映像を通じて感じる「印象」を気づかぬうちに操作しているという意味で観客の無意識操作をしていると結論できるでしょう。
追記・映画が扱う観客の無意識(操作)に関しては塩田明彦著『映画術 その演出はなぜ心をつかむのか』(2014年刊)に詳しいです。
※動画が2カ所チラついていて済みません。修正するためにはもう一手間必要なのです。ご容赦ください。
関係ありませんが、動画後半の1966 フォードマスタングという自動車は油圧ブレーキ、油圧アクセルということなんでしょうね。
Повторяем попытку...
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