「数字に追われながら、1円でも上げる」IT商社時代に魅せられた“タウシュベツ”で見つけた生きる道と出会い 38歳アウトドアガイドのこれから
Автор: HBCニュース 北海道放送
Загружено: 2025-07-02
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北海道上士幌町の糠平湖に浮かぶようにたたずむ「タウシュベツ川橋梁」。水位の変化で見え隠れすることから「幻の橋」とも呼ばれています。
その橋に魅せられ、人生を変えた男性がいます。
いずれ消えゆく美しい橋と人との物語をカメラが追いました。
いつかは消える儚い美しさが、人々を惹ききつけるのかもしれません。
十勝の上士幌町。糠平湖にある「タウシュベツ川橋梁」。
全長130メートル、11連のアーチが連なります。
1938年から1955年まで旧国鉄士幌線として活躍し、戦時中には軍需用の木材輸送としても使われました。
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「高い位置でぐるっと回ると、山がきれいです。山と一緒に写真が撮れます」
出会ったのは、ガイドの上村潤也さん(38)です。
1日2回のツアーを行い、橋には毎日のように足を運ぶといいます。
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「12年間、タウシュベツをガイドするようになって、間違いなく誰よりも私が来ている」
大阪出身の上村さんは、東京の大学を卒業後にIT商社へ就職。
今の生活とは対照的に、かつては都会で数字に追われる日々を送っていました。
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「日付が変わるのは当たり前。毎日家に帰ってくるのは午前0時すぎ。日々数字に追われながら、1円でも上げる。そのためにどうするかという日々が続いた」
転勤で札幌や帯広で過ごす中、北海道の雄大な自然に魅せられます。
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「北海道に残りたい。どんどんそんな思いが強くなって、東京に異動と言われたとき「北海道に残ろう」と決心がついて、会社を辞めた」
上村さんの心を強く惹きとめたのは、この橋でした。
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「日常ではあるけども、毎日見ていても新鮮で飽きない」
橋はもう一つの大切な縁を繋げました。妻の聡子さんです。
出会いは9年前、神奈川県から初めて糠平湖を訪れ、上村さんのガイドツアーに参加したのがきっかけでした。
湖面に橋が映り込む現象、通称「メガネ橋」を見る為です。
・妻 上村聡子さん(40)
「最初にタウシュベツを見たとき、雨が降っていた。カメラを構えて助手席に座っていたが、ワイパーで水滴を取ってくれて、なんて気が利くガイドなのだろう!と」
4度にわたってツアーに参加するなかで、二人の距離も少しずつ縮まっていきました。
念願の「メガネ橋」を見ることができたのは、最初の訪問から3年後のことでした。
・妻 上村聡子さん(40)
「4回目だったのですごく感動し“やっと撮れた!”と」
「タウシュベツがなければ夫にも出会っていない。子どもも生まれていない。不思議な縁をタウシュベツに頂いた」
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「こういう瞬間に立ち会えるのが、すごく幸せ。この景色を見て、感動している人を見ると本当にやりがいを感じる」
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「真ん中は手前側も反対側も壁が剥がれている。薄いコンクリートの部分が首の皮一枚なんとかつながっている。いよいよ、いつ崩れてもおかしくない」
コンクリートで造られ、毎年小規模な自然崩落が起こるとのことです。
・ツアー参加者
「このまま朽ちていくほうが美しい気もする。ずっと残してほしい気もするが、皆さんどうですか」
・アウトドアガイド 上村潤也さん
「本音を言うと、早く次のステージを見てみたい。崩れた先が気になってしかたない。いろんな人を引き付ける場所ではあるが、一番に私を引き寄せてくれた存在かなと思う。本当に来てよかったと思う」
・アウトドアガイド上村潤也さん
「可能かぎりは、糠平でガイドとして客に地域の魅力を伝えていけたら」
訪れる人々を魅了し続ける「幻の橋」タウシュベツ川橋梁。その儚く美しい姿を、上村さんはこれからも伝え続けます。2025年07月02日(水) 19時19分 更新
#北海道 #ニュース #HBC
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