懸垂式モノレールのサフェージ式モノレールの鋼軌道桁 SAFEGE monorail rail&beam
Автор: Монорельсовый канал
Загружено: 2023-09-28
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今回は懸垂式モノレール、特にサフェージ式モノレールの軌道桁についての紹介です。
サフェージ式懸垂型モノレールは、フランスの企業連合体 サフェージュ社と 日本の三菱が技術提携を行い、1964年 昭和39年の2月、名古屋市東山公園において 全長500mの いわゆる展示線を開業させました。
サフェージ式モノレールで使用する軌道桁 つまりレールの種類について触れたいと思います。サフェージ式モノレールでは 主に 鋼製の軌道桁を用います。モノレール車両の輪荷重を支柱へ伝達させるはり機能と、断面内において輪荷重を支持するための断面保持機能が要求されるという、なかなかハードな状態を要求されているわけです。この断面保持機能については、軌道桁長手方向に、所定のピッチで設けられた補剛リングが担っています。軌道桁の外周は、補剛フレームとは別に鋼材の板が張られており、台車が通過する下部以外では、軌道桁の中は見えません。この鋼材の板の事をスキンプレートと呼び、建設業と同様、上面および下面のスキンプレートをフランジ、側面のスキンプレートをウェブと呼びます。
このサフェージ式モノレールの軌道桁、構造上は大きく分けて、内リブ式と外リブ式の二つとなります。補剛フレームが外側についているものが外リブ式、反対に、内側についていて、外観上見えないのが内リブ式となっています。補剛フレームとごっちゃになりますが、リブとは補強部材全体を指すことが多く、外リブ式については この補剛フレームを含む補強部材全体が外側に配置されている事を意味し、内リブ式については この補剛フレームを含む補強部材全体が 軌道桁の内側に配置されている事を意味しています。
開発元となる本国フランス および 国内に持ち込まれた際には 軌道桁の基本構造は内リブ式となっていました。これは おフランスで生まれたモノレールシステムだけあり、外観上 内リブ式の方が綺麗に見えるから。特にフランスのオレルアン実験線においては、企業や投資家向けの展示線の意味合いが強く、美観を意識していたのでしょう。ただし日本では、特殊構造となる分岐軌道桁を除き、湘南モノレールの深沢車両基地周辺でのみ採用され、残る区間は外リブ式の軌道桁で施工されています。これは建設費用が内リブ式の方が高かったのと、当時 日本国内はモノレール開発の黎明期であり、なるだけ安い交通システムとして商品展開を進める必要がありました。懸垂式モノレールの軌道桁は構造上、全ての軌道桁を鋼製で制作する必要があり、コストを抑えられる コンクリート製軌道桁を使用する事が可能な 跨座式モノレールシステムに どうしてもコスト面で見劣りしてしまいます。少しでもインフラの低廉化を図り、国内での商品展開に不利になる要素を抑えたかったものと考えられます。
湘南モノレールより後に建設された千葉都市モノレールでは、全線において外リブ式軌道桁で建設されており、この外リブ式軌道桁を見られるのは 湘南モノレールの一部区間のみ という状況となっています。さらに千葉都市モノレールの建設に際し三菱では、湘南モノレールの大半の区間で使用した この外リブ式軌道桁をさらに低廉化すべく、新型の外リブ式軌道桁を開発。千葉都市モノレールではスポーツセンター駅から桜木駅区間が先行して工事開始されていますが、この初期区間についは旧タイプの外リブ式軌道桁を、これ以外の後発で建設した区間については、新型の外リブ式軌道桁を採用しました。
【目次】
00:00 はじめに
01:22 サフェージ式モノレールとは
01:51 湘南モノレール
02:11 千葉都市モノレール
02:37 サフェージ式モノレールの軌道桁
03:39 軌道桁の構造
05:27 内リブ式と外リブ式
08:30 千葉モノレールで採用された新型軌道桁
田村拓丸 /モノレール・ジャパン ウェブサイト(MJWS)
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