アメリカ・イスラエルがイランを攻撃 最高指導者死亡で報復攻撃も…なぜこのタイミング?【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG
Автор: TBS NEWS DIG Powered by JNN
Загружено: 2026-03-02
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アメリカとイスラエルが28日、イランへの攻撃に踏み切りました。これを受け、イランはイスラエルへの報復攻撃を行うなど戦火が拡大しています。
緊迫のイラン情勢。いま一体何が起きているのでしょうか。
■イラン攻撃 なぜこのタイミング?
高柳光希キャスター:
アメリカ軍がイランを攻撃するのは2025年6月以来です。イランでは200人以上が死亡しており、最高指導者のハメネイ師も死亡しています。
その後、イランがイスラエル側に対し報復攻撃を行い、11人が死亡している状況です。
なぜこのタイミングで、アメリカはイランに対し攻撃を行ったのでしょうか?
元JNN中東支局長 秌場聖治 記者:
身も蓋もないことから先に言うと、標的としていたハメネイ師の居場所が分かったからということがあります。なぜ攻撃が2月28日になったかは、ハメネイ師の居場所について確度の高い情報が入ったからです。
これから分かるのは、イスラエルやアメリカのインテリジェンスがかなり精度の高い情報を挙げてきたということで、恐ろしいと思います。
さらにもう少し広い話をすると、2025年6月には、イランの核施設をメインに狙った攻撃がありました。これだけでは、イランの核計画を完全に排除できないということが明らかになっていました。
特にイスラエルはもう一度攻撃が必要だと思っていましたし、大量な弾道ミサイルを撃ち込まれると迎撃しきれないということも分かっていました。なので、核開発の施設とともに、弾道ミサイルの能力を削いでいくのが大事だと考えたということです。
しかも、イランが防空態勢を立て直す前にやりたかったということはあると思います。
そして、イランに攻撃があったら反撃をするであろうイスラエル周辺の勢力があります。たとえば今回も攻撃されているレバノンのヒズボラやガザのハマス、シリアのアサド政権です。これらの代理勢力が弱体化、あるいは崩壊しているため、攻撃しやすくなってきたということは考えられます。
高柳キャスター:
ハメネイ師を狙ったということで、すでに攻撃の狙いは達成されていると考えられないのでしょうか。
元JNN中東支局長 秌場聖治 記者:
イスラエルにとっては、狙いは極めて明白だと思います。それはやはり、イラン指導部の排除です。いきなり問答無用でハメネイ師を狙いにいっているので、これは間違いないです。
そして、弾道ミサイル能力の破壊。これも、狙っている先を見れば明らかです。
ただ、アメリカについては、そこまでクリアカットでない印象があります。トランプ大統領は攻撃後のビデオ演説で「政権転覆」を示唆していました。
しかし、それをなぜ今やるのかということに関してはあまり言及されず、これまでのアメリカとイランの対立の歴史を長々と話しています。一方で核の話をしてみたり、イランのデモに参加した人たちに「テイクオーバーせよ」と呼びかけたりなど、今ひとつはっきりしないです。
しかも「体制転換」ということなのに、「新しいリーダーシップとは話ができる」というようなことも話していて、このあたりももうひとつ見えてこないです。ここ数日のうちに見えてくるかもしれません。
■イランからの報復攻撃続くも…“いまのところ小規模”か
高柳キャスター:
イスラエル・テルアビブからの中継です。
JNN中東支局長 増尾聡 記者:
まずは速報からお伝えします。イスラエル軍の参謀総長が、レバノンを拠点とする親イランのイスラム教シーア派組織ヒズボラに対し、全面的な攻撃のキャンペーンを始めると発表しました。本格的な攻勢をかけていくと明言しました。
ヒズボラは1日夜にイスラエル軍の北部に対し攻撃を行い、イスラエルもヒズボラに対しすでに反撃をしています。レバノンでは30人以上が死亡したということです。
ヒズボラがイスラエルに攻撃をするのは、イランとの衝突が始まって以降初めてです。ヒズボラは、この3年間でイスラエル軍からの激しい攻撃を受けて戦闘能力を大きく削がれたといわれていますが、この衝突に本格的に参戦してくるのかどうか。今後、戦火が拡大してしまう懸念が大きく強まり始めています。
そして私が今いるのは、イスラエルの中部テルアビブにある、日本大使館の前です。ここにはイスラエルからの退避を希望する日本人が集まってきていて、今後、外務省の手引きで国外退避することになっています。
2025年10月時点で、イスラエルには1000人ほどの日本人がいました。今回、外務省の意向調査で退避を希望する人が一定数いたことから、国外退避が決まったということです。
そしてテルアビブは、イランからの反撃を多く受ける場所で、連日サイレンが鳴り、私たちもシェルターへの避難を余儀なくされています。1日には日中の時間だけでも5回~6回は警報が鳴り、イランからのミサイルを迎撃した際の爆発音が響きました。
イスラエル全土では非常事態が宣言され、不要不急の外出はしないように要請されていることもあり、街に人の姿は少なく先行きが不透明ななか、市民の間には警戒感が広がっています。
一方で取材して感じているのは、イランからのイスラエルの反撃について、今のところは2025年6月の戦闘に比べると規模が小さいということ…
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