0066「政治家とは」哲学者 故 池田晶子の残した言葉。
Автор: お悩み解消日誌
Загружено: 2024-01-17
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★汚職
役人が金品をもらったって,僕の金品がなくなるわけじゃない.彼らと僕との間には,なんの関係もない.
税金はくれてやるもので,くれてやったら,向こうのもの.
『池田晶子:さよならソクラテス 新潮社 1997
★あるまじき
「あるまじき」とは「あってはならない」の意である.「あってはならない」とは,「ある」から,「あってはならない」ということである.
「会社員にあるまじき」という言い方は,まず聞かない.会社員は,教職員や警察官ほどには幻想を負わされる職業ではないから,なんでもアリだと思っているのだろう.
職業を信頼できないのだから,「その人」を信頼するのである.
人を信頼できない人は,他でもない,その人自身が信頼できない人なのである.
『池田晶子:考える日々:毎日新聞社.1998』
★政治の堕落
政治家も国民も,高慢なる民主主義の理念の下に自分の利害ばかりを追いかけるから,政治が堕落するんだろう.
『池田晶子:帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
★いわば,道を知らない者が道を教えようとしているのである.まともに前へ歩けようはずもない
『池田晶子:新・考えるヒント:講談社.2004』
★ちゃちな政治が言葉を殺す
雑魚は群れる
『池田晶子:考える日々Ⅱ:毎日新聞社.1999』
★耳を貸すだけで時間の損害
どうして政治家のことを晝かないのか、もっと政治家のことを批判すべきではないかと言われることもあるのだが、ああいう人々は私の精神活動において、およそ「批判」の対象になど、なり得ないのである。猿や狸の行動様式について、人間が理性により批判を加えるものだろうか。動物行動学者だって、彼らはそれを「観察する」のであって、対等に「批判する」といったことはしないであろう。
『池田晶子:考える日々Ⅲ:毎日新聞社.2000』
★カネさえ使えば議員になれるんだろ.まさに民意が政治そのものじゃないか.
民衆の間でこの世はカネが全てだという思想が育てば、政治もその通りになるんだから、まことに正直な制度だよ。
民意とは、平たく言えば、ひとりひとりの国民の利己的欲望のこと。
国民が金を欲しがるから、政治家も金を欲しがる。
政治家に金を欲しがるなと言うのは、国民に良い生活を望むなと言うのと一緒。
政治家が威張っているのは、国民が威張っているからじゃないかな,国民こそ主役なんだって.そして政治家はそういう国民の代表なんだろ.それなら,何事であれ双方が似ているのは当たり前じゃないか.
『池田晶子:帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
★政治家になりたい人
政治家という職業が,現に安易にカネがもうかり人々に威張れる職業だから,そういう人ばかりがそれになりたがるんだろう.
『池田晶子:帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
★政治家の本来は,複雑な利害関係の調整以外ではない
『池田晶子:知ることより考えること:新潮社.2006』
★政治改革
選んでおいて腹が立つのも,政治家のすることが自分のすることに似すぎているからだろうさ.少しばかりの選挙制度をいじって,何で政治を改革したことになるのかね.政治をつくっているのは双方の人の心でしかないんだから,改革すべきは,国民・政治家双方の人間の質である.
『池田晶子:帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
★みんなが悪いことをしているからといって,自分が悪いことをしていい理由にはならない
『池田晶子:知ることより考えること:新潮社.2006』
★民意
平たく言えば,一人ひとりの国民の利己的欲望のこと。
『池田晶子:帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
★民主制というのは,そこに参加する全員が,同じくらい賢いのでなければ必ず堕落するというのは,キリシャの時代にすでに出ている結論である
『池田晶子:知ることより考えること:新潮社.2006』
★民主制
主義や思想ではなくて単なる制度.
民衆の多数決が政治を決める,つまり民衆の多数がそういう思想を抱けば政治はその通りになるという制度のこと.
民衆の間でこの世はカネが全てだという思想が育てば,政治もその通りになるんだから,まことに正直な制度だよ.
『池田晶子:帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
★他人がいい目に会って怒る,これがわからない
自分がひどい目に会って怒る,これはわかる.でも,他人がいい目に会って怒る,これがわからない.
買って読んで腹が立つことがわかっているなら,わざわざ買って読まなければいいのに,わざわざ買って読んでは腹を立てている.ということは,人々は,そうして腹を立てることが,ほんとうは好きなのだ.
『池田晶子:睥睨するヘーゲル:講談社.1997』
★人のことを怒るのは羨ましいから
人は人のことをよく妬む.怒るのは羨ましいからであって,羨ましくなければ怒らないはずである.ところで,人は人の何を羨んで怒っているというのかというと,その人がズルをしていい目に会っているということだった.その人が正当な仕方でいい目をみているなら,人は怒らない.このとき怒れば,その怒りは,自分の才能や努力の欠如に対する怒りとなることを知っているのだ.すると,人が人のことを羨んで怒るのは,才能や努力がないのにいい目をみている,すなわち,自分と同等なのにいい目をみているということに対してということになる.さて,その人を自分と同等と認めるということは,自分がその立場になれば自分もそれができるであろうに,ということでもある.すると,人はいったい何に対して「けしからん」と怒っていることになるのだろう.そして怒ることの,何が気持ちよくて好きなのだろう.
そうして怒ることが好きなのは,怒ることに正当な理由があると思っているからだ.けしからん行為を自分はしていないが,彼らはした.自分がその立場になればするであろうことを,たまたまそうでないからしていない,これを正当な理由だと彼らは思っているのだ.これを「正義」と彼らは呼ぶのだ.「正義」の名の下に怒れるから,好きなのだ.
『池田晶子:睥睨するヘーゲル:講談社.1997』
★人はウソに弱い.
ウソやウソを言う人を好んで,本当や本当のことを言う人を怖れる.なぜ怖れるかといえば,自分のウソを知っているからだ.自分がウソを言い,ウソを生きていることを知っているから,本当のことを知るのを怖れる.本当のことを知らないからそれを怖れる
『池田晶子:帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
★人は嘘に騙されるのが好きなのである
正確には,真実に耐えられないのである.
『池田晶子:勝っても負けても 41歳からの哲学:新潮社.2005』
★法律が増えると社会は腐敗する(サミュエル・ジョンソン)
腐敗した社会には,多くの法律がある.
人間が自己規律によって生きていれば,法律など必要ないのだ.
『池田晶子:2001年哲学の旅:新潮社:2001』
★法律は逆の結果を生む
法律によって人々の倫理を取り締まろうという当初の意図は,見事に逆の結果を生むだろう.
『池田晶子:新・考えるヒント:講談社.2004』
★金儲けは悪いのか?
「生活のために金を儲ける」 ⇒ 悪いことだと感じる人は少ない,
「世のために金を儲ける」 ⇒ 嘘でなければ,悪いと感じることはない
「贅沢のために金を儲ける」 ⇒ 金儲けの目的が贅沢。つまり人生の目的は快楽だとすることに,人はなにかしら疾(やま)しいものを感じる
「金儲けのために金を儲ける」 ⇒ 金儲けのための人生である.人生以外のところに人生の目的が存在する.このような人生は悪い人生だということを,本当は知っている
『池田晶子:知ることより考えること:新潮社.2006』
★金儲けが卑しいとするのは,卑しい心で金儲けするから
『池田晶子:さよならソクラテス:新潮社.1997』
★皆がするからといって必ずしも正しいとは限らない
『池田晶子:悪妻に訊け 帰ってきたソクラテス:新潮社.1996』
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