FEELS SO GOOD of Chuck Mangione 2026 _BlueSky Music風に吹かれて聞いた名曲アルバム
Автор: East Dimension Cinema Film 【Official】
Загружено: 2025-12-29
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この『East Dimension Cinema Film』で 配信する『 風に吹かれて聞いた名曲アルバム_ブルースカイミュージック2025_Blue Skys Music 2025 』 は田 頭 東風 氏 が1988 年より自ら エクストリーム系 アクションスポーツを楽しむ傍ら長年ウインドサーフィン専門誌 など の ネイチャーカメラマン(ブルースカイ)であり, 風をテーマに 写真や映像をフィルムに おさめ独自の世界観を創り続ける中でTV番組で起用した音楽など を集めたライフ ワークから 生まれました。
Camera Operator Blue Sky
今回は『FEELS SO GOOD of Chuck Mangione 2026 _BlueSky Music風に吹かれて聞いた名曲アルバム 』の名曲をお届けします。
チャックマンジョーネ はニューヨーク州ロチェスターに、シチリア系の両親の間に生まれる。幼少からトランペットを学び、1960年から実兄ギャスパー・“ギャップ”・マンジョーネと、ザ・ジャズブラザーズというハード・バップ・ジャズ・バンドを結成。1965年、アート・ブレイキーのバンドにも参加し、名を上げた。
1960年代後半頃、トランペットからフリューゲルホルンに楽器を持ち替えフュージョン方面に音楽性を転向した。ラテン・テイストをふんだんに取り入れたメロディアスで心地よいナンバーを次々と発表し、全米で大ヒット。1975年に発表したアルバム『哀しみのベラヴィア』でグラミー賞を受賞。1978年にはアルバム『サンチェスの子供たち』で2度目のグラミー賞を受賞した。代表曲「フィール・ソー・グッド」は全米のヒットチャートでトップ5入りし、同タイトルのアルバムはBillboard 200のトップ2を獲得、ジャズでは異例の大ブレイクを記録した。1980年の「栄光をめざして」は、同年のレークプラシッドオリンピックにちなんで制作され、人気のある曲である。マンジョーネは、フュージョンというジャンルのリスナーに愛されたミュージシャンであった。
2025年7月22日、ロチェスターの自宅で睡眠中に死去。84歳没。
リーダーのチャックは、60年代からハード・バップなジャズを演奏してきたベテランのジャズ・マンでした。もちろん、そんなことは後から知るのですが。
彼は、フリューゲルホーンのほかにエレクトリック・ピアノもやっています。なぜ、専門のキーボード奏者を使わなかったのかはナゾですが、結果としてキーボードのアドリブ・ソロは一切ありません。
まぁ、このアルバムにはその必要がなかったんだと思います。
3種類のサックスにピッコロとフルートを担当するクリス・ヴァダーラ(Chris Vadala)。
エレクトリック・ベースのチャールズ・ミークス(Charles Meeks)。
ドラムスとパーカッションのジェイムス・ブラッドレイ・ジュニア(James Bradley, Jr.)。
そして、このバンドのキー・パーソンと思われるギターのグラント・ガイスマン(Grant Geissman)。
彼のエレクトリック・ギターを中心に、ガットとスチール弦の生ギターを使い分けて、イマジネーション溢れる柔軟なサウンドを作り上げています。時には4種類のギターを重ねたりしています。これではキーボードが入る余地はないと思われます。
以上のたった5人で作り上げた作品が、「Feels So Good」なのです。
まぁ、ベース以外は各自かなりダビングして分厚いアンサンブルに仕上げています。
アルバムは全部で6曲。すべてチャックのオリジナルです。この作曲の才能は、時を経ても評価が下がることはないと思います。
さて、タイトル曲の「Feels So Good」ですが、9分をはるかに越える長さです。シングル・ヴァージョンやベスト盤収録のものは3分半ほどに縮めてあって、「完全にポップス」になっています。なにしろアドリブやインタープレイのおもしろいところが全てカットされていますので、是非オリジナルの長さで聴いて欲しいものです。
何と言ってもメロディの素晴らしさがこの曲の命だと思うのですが、この明るさはいったい何なんでしょう?
もともとバリバリのジャズをやっていたチャックが、あえて「JAZZ的なもの」を排除したんじゃないかと思えるのです。ハーモニーをちょっと分解してみると、フュージョンやAORの定番であるmaj7は多用していますが、ジャズの雰囲気を作り上げるテンションや分数コードはほとんど見当たりません。
この「わかりやすさ」が、彼を大スターにした反面、ジャズ・ファンから非難される結果を招いたんだと思います。
グラントのワウを使ったリズム・ギターだけは、時代を感じてちょっと残念ですが、カントリー・フレイヴァーあふれるギターは、全ギタリスト必聴!の素晴らしいプレイです。
2曲目の「Maui-Waui」は、音階練習のような不思議で印象的なメロディで、クリスのアルト・フルートの音が魅力的です。
スチール弦のリズム・ギターが気持ち良くて、ボブ・ジェイムス(Bob James)の「Touchdown」や「H」で聴ける「天国的なリズム」の原型とでも言えるような素晴らしさです!
3曲目の「Theme From "Side Street"」は、3連の高速ナンバーで、アドリブは一切なし!3コーラス繰り返して終了!です。たった2分!抜群のカッコ良さです。アマチュアのバンドでも、このアンサンブルを完璧にやれたら気持ちイイはずですよねー。
レコードのB面のトップ「Hide & Seek」(つまり「かくれんぼ」!)も印象的な曲です。
シンコペーションのアクセントの部分だけでスタートして、リズムが入ってくるところなんか、鳥肌モノです。
このアルバムの中では最もハードな演奏です。
ビリー・コブハム(Billy Cobham)とスティーヴ・ガッド(Steve Gadd)に影響を受けたと思われるジェイムスのドラムスのドライブ感が素晴らしいです。
まるでTower Of Powerのロッコ・プレスティア(Rocco Prestia)のようなチャールズのベース・プレイも見事で、その上でチャックとクリス、グラントの熱いアドリブが炸裂してます。
「Last Dance」は、一転して3連のスロー・バラード。
チャックとクリスの奏でるメロディが、優しさにあふれています。
この曲は、グラントの独り舞台だと言えます。ガット・ギターのアルペジオと、デイヴィッド・T・ウォーカー(David T. Walker)にちょっと似ているエレクトリック・ギターのパッセージ。その上で、スチール弦の生ギターのアドリブが聴けます。お見事!
この曲、10分を遥かに越える演奏なんですが、フェイド・アウトしはじめる時には「もっと聴いていたいっ!」と思わせるくらいの「クセ」になる気持ち良さを持っています。
ラストを飾る「The XIth Commandment」(十一戒)は、とてもドラマチックな展開を見せる構成が見事です。
ベースがメロディを奏でてコンガとギターが寄り添うような美しいパートが、私のお気に入りです。
その後、チョッパー・ベースをキッカケに、ファンキーなリズムで盛り上がります。ドラム・ソロもあって大団円を迎えるのです。
00:00~FEELS SO GOOD of Chuck Mangione 2026 _BlueSky Music風に吹かれて聞いた名曲アルバム
00:17 01 Feels So Good Chuck Mangione
09:48 02 Maui-Waui Chuck Mangione
19:33 03 Theme from Side Street Chuck Mangione
21:34 04 Hide and Seek Chuck Mangione
27:56 05 Last Dance Chuck Mangione
38:36 06 The XIth Commandment Chuck Mangione
今回の風に吹かれて聞いた名曲アルバムを通して『East Dimension Cinema Film』で 配信する映像が皆様に少しでもウォータースポーツを通して大自然の素晴らしさが伝われば幸いです。
今後も『East Dimension Cinema Film』をよろしくお願い申し上げます。
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/ @eastdimensioncinemafilm
イースト ディメンション エディティングチーム
http://www.eastdimension.com/
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