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子どもの強迫性障害①(強迫観念 強迫行為など)

Автор: 子どものこころラボ【国立国府台医療センター児童精神科】

Загружено: 2024-09-19

Просмотров: 7382

Описание: #強迫性障害 #ocd #強迫観念 #強迫行為 #巻き込まれ #認知行動療法

本動画では、近年増加している「子どもの強迫性障害(OCD)」について詳しく解説していきます。OCDは、繰り返し生じる強迫的な思考や行動が特徴の精神疾患であり、子どもの日常生活や家庭環境に大きな影響を与えることが少なくありません。また、OCDに関する誤解や対処方法が不十分な場合、保護者や周囲の大人が「巻き込まれ」と呼ばれる状態に陥ることもあり、これは子どもの回復を妨げる要因となることがあります。

0:00 オープニング
0:48 OCDの概要
1:42 OCDの中核症状
2:59 保護者の「巻き込まれ」
4:04 治療法
5:48 エンディング


1. OCDの概要

強迫性障害(OCD)は、強い不安や恐怖に駆られて繰り返し頭に浮かぶ強迫的な考え(強迫観念)と、その考えを和らげるために行ってしまう強迫的な行動(強迫行為)から成り立ちます。たとえば、「手を何度も洗わないとウイルスに感染してしまうのではないか」「家の鍵がちゃんと閉まっているか不安で何度も確認してしまう」といった例が挙げられます。これらの行動や思考は本人にも不合理であると分かっていることが多いのですが、それでも止められないという特徴があります。

2. OCDの中核症状

OCDの中核的な症状は主に2つに分類されます。

• 強迫観念: 繰り返し生じる不安や恐怖に関連した思考やイメージ、衝動のことです。たとえば、「汚染されている」という恐怖や「家が火事になるかもしれない」という不安が該当します。これらの考えが何度も頭に浮かび、著しい苦痛を伴います。
• 強迫行為: 強迫観念によって引き起こされる不安や恐怖を和らげるために行われる繰り返しの行動です。代表的な例としては「何度も手を洗う」「鍵を何度も確認する」などがあり、通常の生活に大きな支障をきたすことが少なくありません。

これらの強迫行為は一時的には不安を軽減することができますが、長期的にはOCDの症状を悪化させる可能性があるため、適切な治療が必要です。

3. 保護者の「巻き込まれ」

OCDの子どもを持つ家庭では、保護者が子どもの強迫行動に「巻き込まれる」ことがよくあります。たとえば、「汚いから物を触れないので代わりに触ってほしい」「手を洗うのを見ていてほしい」といった要求に応じることで、子どもの強迫行為に加担してしまうのです。これにより、保護者自身も心理的な負担を抱え、子どもの症状が悪化する原因となることがあります。

「巻き込まれ」は一時的に子どもの不安を軽減することもありますが、長期的には子ども自身が不安や強迫行動を自己管理できなくなり、保護者が常にサポートしなければならないという悪循環に陥る可能性があります。そこで、保護者がこのような「巻き込まれ」から脱却し、適切な対応を学ぶことが重要です。

4. 治療法

強迫性障害の治療は、主に心理療法と薬物療法の2つがあります。

• 認知行動療法(CBT): 認知行動療法は、OCDの治療において最も効果的とされているアプローチの一つです。特に「暴露反応妨害法(ERP)」という技法が効果的で、これは子どもが強迫行為を行わずに不安に直面することで、次第に不安の感覚を減少させるものです。具体的な例としては、「手を洗わずに一定時間過ごす」といった課題を通じて、不安をコントロールする力を養います。
• 薬物療法: OCDの治療には選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)が使用されることがあります。ただし、薬物療法はあくまで補助的な手段であり、CBTと組み合わせて行うことが一般的です。特に子どもに対しては、副作用のリスクも考慮しながら慎重に使用されます。

5. 早期介入の重要性

子どもの強迫性障害は、早期に発見し、適切に対応することが非常に重要です。OCDの症状が進行すると、日常生活や学業に多大な影響を及ぼすため、学校や家庭、そして医療機関が連携して早期に対応することが求められます。また、強迫行動が長引くほど治療が難しくなるため、早めの介入が回復の鍵となります。

6. エンディング

本動画では、強迫性障害(OCD)についての基本的な理解を深めていただけたと思います。OCDは、子どもにとって非常に辛い症状を引き起こし、家庭や学校生活にも影響を及ぼしますが、適切な治療とサポートがあれば回復することが可能です。今後も、OCDに対する理解を深め、早期介入を心掛けることが重要です。

OCDの治療方法や保護者が巻き込まれないための具体的なアドバイスなど、さらに詳しい情報については今後の動画でご紹介していきます。ぜひ、引き続きご覧ください。

関連動画
「巻き込まれ」への対処
   • 子どもの強迫性障害②(巻き込まれへの対処など)  
   • 子どもの強迫性障害③(認知行動療法について)  
   • 子どもの強迫性障害と親への「巻き込み」について知ろう  

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