【吹奏楽_自作曲】蜘蛛の糸

Описание: 蜘蛛の糸
2025年作曲

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《作品紹介》
　本作品は言わずと知れた名作、芥川龍之介の短編の児童文学作品『蜘蛛の糸』をテーマに作曲した。
　物語の展開に沿って、「御釈迦様が極楽から地獄に向かって蜘蛛の糸を垂らす場面」「地獄の犍陀多が蜘蛛の糸をのぼる場面」「御釈迦様が地獄の様子を見終えて蓮池から離れる場面」の大きく三つの場面で構成している。極楽や地獄、蜘蛛の糸を垂らす、犍陀多が見上げる、見下ろすなど、ライトモティーフ的に特定の場所や動作、人物などに旋律や和音、楽器の音色を割り当てている。演奏を通じて物語と照らし合わせながら、その音楽的な仕掛けを感じ取っていただければ幸いである。

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《作品概要》
■編成：24人～

Flute
Oboe
Bassoon
E♭ Clarinet
B♭ Clarinet 1
B♭ Clarinet 2
Bass Clarinet
Alto Saxophone 1
Alto Saxophone 2
Tenor Saxophone
Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1
B♭ Trumpet 2
Horn 1
Horn 2
Trombone 1
Trombone 2
Euphonium
Tuba
String Bass

Percussion 4 ～
Timpani
Tambourine
Snare Drum
4 Toms
Bass Drum
Suspended Cymbal
Tam-tam
Wind Chime
Glockenspiel
Xylophone
Vibraphone

■譜面
作曲者管理（お問い合わせください）
https://www.ototsukulabo.com/contact/


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第35回朝日作曲賞、その他応募作品。
何回か改訂しているので、当時の規定に合っていないものもあります。
そのため、委嘱とかではないです。実演求む。

ストーリーに合わせた作品を書きたくて、
尺の中で表現しやすく、周知されていて、表現が映える文学作品をいろいろ検討した結果、
芥川龍之介の児童文学作品『蜘蛛の糸』を選択しました。

ライトモティーフ的にいろいろ仕込んでいるので、作曲していて楽しかったです。
ストーリー性がわかりやすく、それでいて対比も明確に出せたのではないかと思います。
読み解きがいがありそう？自分で言いすぎ？
自分の筆、作風に幅を持たせたかったので、いい機会になりました。

人数も少なめで演奏しやすいと思いますが、Ob.やSt.Bs.が活躍する箇所もあります。
難易度も、落としつつ取り組みがいがあるところに置いたはず。
自分でもなかなか気に入っています。