日米首脳会談 中東情勢巡り高市総理、早期沈静化訴え 艦船派遣は「きっちりと説明」【羽鳥慎一モーニングショー】(2026年3月20日)
Автор: ANNnewsCH
Загружено: 2026-03-19
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日米首脳会談で、高市早苗総理大臣は中東情勢などを巡って「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだ」と伝えました。一方で、イランに対しては核開発やホルムズ海峡の事実上の封鎖を非難しました。
■国賓待遇に準ずる手厚いもてなし
日本時間19日、アメリカに到着した高市総理。宿泊先は、「国賓待遇」の国家元首らの宿泊先として用いられるホワイトハウス近くの大統領迎賓館「ブレアハウス」。
今回の高市総理の訪米は「国賓待遇」と位置づけられてはいないものの、アメリカ側がそれに準ずる手厚いもてなしで迎えたことがうかがえます。
一夜明けた、日本時間20日午前0時半すぎ。トランプ大統領が出迎える中、高市総理がホワイトハウスに到着。車から降りてきた高市総理とお互いに笑顔でハグを交わし、ここでも良好な関係をうかがわせました。
■互いに称賛
そして、日本時間の午前0時37分。世界中が注目する中、多くの記者に取り囲まれ、ホワイトハウスの大統領執務室で始まった日米首脳会談。冒頭、トランプ大統領はこう述べました。
「ここには記録的な大差で選挙を圧勝した特別な人物がいます。私は彼女を大いに尊敬している。彼女は非常に人気があり、力強く、素晴らしい女性だ」
会談冒頭、高市総理への称賛の言葉を述べ、自ら手を差し出し握手を交わしたトランプ大統領。これに対し高市総理はこう返しました。
「ホワイトハウスにお招きいただきありがとうございます。今回の訪問はタイムリーなものとなりました」
英語で感謝を伝える高市総理。そして、少し言葉につまると…。
トランプ大統領
「どうぞ、素晴らしい日本の通訳の人がいますからね」
高市総理
「ユアフレンズ」
安倍総理時代からトランプ大統領との交渉で何度も通訳を務めたトランプ氏のお気に入りと言われる外務省の高尾直氏の通訳を促す場面も。その後、高市総理は日本語でこう述べました。
「今、中東情勢も含めて世界中の安全保障環境が非常に厳しい状況にあります。でも私は世界の繁栄と平和に貢献できる、世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけだと思っています。そのために私は諸外国に働きかけて、しっかりと応援したいと思っています。きょう私はそれを伝えに来ました」
安倍元総理のようにファーストネームで呼び、笑顔を交えながらトランプ氏の影響力を称賛。一方、イランについては…。
「イランに関しては核兵器の開発は許されてはならないことですから日本も働きかけをしてきました。そして我が国は周辺国に対する攻撃、ホルムズ海峡の実質的な閉鎖についてもこれを非難し、茂木外務大臣からもイランの外務大臣に対してやめるように申し入れをしてきました」
■トランプ氏「日本はNATOと違う」
イランを非難し、トランプ大統領に寄り添う姿勢を見せる高市総理を神妙な面持ちで見つめるトランプ大統領。一方、NATO(北大西洋条約機構)に関しては不満を漏らす場面も…。
記者
「イランのことに関する日本からのサポートのレベルに大統領は満足ですか?」
トランプ大統領
「日本から出された声明をもとに考えると、やる気を見せてくれていると思う。NATOとは違う。我々はダントツで世界最強の軍隊で世界最高の装備を持っている。日本はアメリカから大量の装備を購入している。それを誇りに思っているし、この点も話し合うことの1つで、彼らは軍事装備を購入したいと考えている。高市総理をお迎えすることは大変光栄だ」
終始、日本に気をつかう様子のトランプ大統領ですが、去年、同じ場所でウクライナのゼレンスキー大統領と会談を行った時にはカメラの前で激しく口論。
トランプ大統領
「君は今カードを持っていないのだ。私たちと一緒であれば君はカードを持つことができる」
ゼレンスキー大統領
「私たちはカード遊びなどしていない」
トランプ大統領
「何を感じようが関係ない」
ゼレンスキー大統領
「質問に答えているつもりだが」
トランプ大統領
「君は指図する立場ではないからだ」
ゼレンスキー大統領
「(ロシアの)脅威は感じないのですか?」
この時は記者からも…。
リアル・アメリカズ・ボイス ブライアン・グレン記者
「あなたはアメリカ最高の執務室にいるのに、なぜスーツを着ないのですか?スーツを持っていないのですか?多くのアメリカ人があなたが執務室のルールを尊重しないことを問題視しています」
ゼレンスキー大統領
「戦争が終わったらスーツを着ます」
訪米前、高市総理の周辺からは記者からのこうした不意の質問も心配されていましたが…。
■真珠湾なぞらえ「奇襲だ」
記者
「大統領、大統領」
トランプ大統領
「(高市総理のために)まず訳さないといけないだろう」
高市総理
「That’s OK(大丈夫よ)」
トランプ大統領
「大丈夫?理解できた?素晴らしい!私はまだ日本語が分からないから次回までには習得しておきます」
トランプ大統領自ら記者をたしなめる場面も。さらに日本の記者からの質問には…。
トランプ大統領
「日本側の記者のようだが彼は良い記者?悪い記者?」
日本側
「まあまあ」
日本の記者
「今後日本からどんなサポートを期待していますか?」
トランプ大統領
「日本には4万5000人の米軍兵士が駐留している。私たちは日本に多額の資金を投じていて、私たち(日米)はそういう関係だ。日本の場合、石油の90%以上をホルムズ海峡経由で輸入していると聞いている。それがやる気を見せてくれている大きな理由だと思う。そしてNATOは我々が海峡を守ることに協力しようとしていない」
イラン攻撃に関して同盟国に事前の相談がなかったことを問われると…。
日本の記者
「日本とアメリカは非常に友好的な関係にありますが、なぜイランを攻撃する前に、ヨーロッパや日本などアジアの同盟国に戦争のことを知らせなかったのですか?私たち日本人は、非常に困惑しています」
トランプ大統領
「あまりその兆候を出したくなかったというのが1つ。誰にも伝えなかったのは奇襲を仕掛けたいと思ったからだ。奇襲について、日本ほど詳しい国はない。なぜ真珠湾攻撃のことを教えてくれなかった?そうだろう?」
イランへの攻撃を日本の真珠湾攻撃を引き合いに奇襲と表現。この時、高市総理は、言葉は発さずに何かをこらえるような表情をしていました。
記者
「日本の最大の懸念は中国です。その点について中国と日本の関係について訪中の際に取り上げますか?」
トランプ大統領
「中国に関しては彼女、総理から話してほしい。(日中が)少し神経質な関係なので中国とどう向き合っているのか、私は知っておきたい。どうぞ」
高市総理
「日本はいつも中国に対して対話はオープンにしています。冷静に対話しています。米中関係も含めてこれが地域の安定、それから世界のサプライチェーンに貢献するものと願っています」
メディアに公開されたのは冒頭およそ28分。ここでは協力などの具体的な話をしなかった高市総理。
当初の予定では日米首脳会談の後にワーキングランチが予定されていましたが、アメリカ側の意向で急きょ中止。この後も会談が続けられ、日米首脳会談は1時間33分で終了しました。
■総理「早期鎮静化の必要性」
そして日本時間午前4時すぎ、記者団の前に姿を現した高市総理。会談の内容について語りました。
「まずはイラン情勢について申し上げます。私から事態の早期沈静化の必要性を始めとする我が国の考え方をしっかり伝えました。ホルムズ海峡における航行の安全でエネルギーの安定供給を含む中東地域の平和と安定の実現に向けて日米間で緊密に意思疎通を続けていくということを確認しました」
また、原油を始めとするエネルギーの安定供給に関しても、アメリカとの連携強化を確認したと表明しました。
「特にエネルギーの安定供給に関しましては、日本やアジアにおける原油調達を念頭に、米国産エネルギーの生産拡大に日米でともに取り組んでいくことを確認いたしました。また私からトランプ大統領に対しまして、日本において米国から調達する原油を備蓄する共同事業を実現したい旨を伝えました。これは調達先の多様化というのは日本そしてアジアのエネルギーの安定供給、これにつながっていくということからです」
■安全保障の分野も話し合い
さらに、日中関係の悪化で懸念が広がっているレアアースに関しても…。
高市総理
「重要鉱物やエネルギーなどの経済面について議論を行いました。重要鉱物につきましては、具体的プロジェクトに関する協力や、南鳥島周辺の海域にありますレアアース泥を含む海洋鉱物資源開発に関する協力などに関する三つの文書を取りまとめることができました」
会談ではイラン情勢だけでなく、中国や北朝鮮を巡る安全保障の分野についても話し合われました。
「中国や北朝鮮を巡る諸課題についても議論を行いました。今後も日米で緊密に連携するということを確認しました。そしてトランプ大統領からは、拉致問題の即時解決に向けての全面的な支持を得ました。さらに、安全保障分野でございますが、日米同盟の抑止力、対処力の強化のため、ミサイルの共同開発、共同生産を含め、幅広い安全保障協力を進めるということで一致しました。国際情勢が激動し、不確実性が増す中で日本の国益を最大化するためには強固な日米同盟が不可欠でございます。今後もトランプ大統領とともに、日米同盟のさらなる高みを目指してまいります」
そして、最大の懸念だったホルムズ海峡への艦船の派遣については…。
「(Q.艦船の派遣については?)機微なやり取りではございますけれども、やはりホルムズ海峡の安全確保ということは非常に重要だということでございました。ただ日本の法律の範囲内でできることとできないことがございますので、これについては詳細にきっちりと説明をいたしました」
(2026年3月20日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
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