教皇フランシスコ上智大学訪問+講話テキスト(2019年11月26日)→テキストは概要欄参照
Автор: カトリック神学・霊性フォーラム Come and See !
Загружено: 2025-04-21
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親愛なる兄弟姉妹のみなさま
私の使徒的旅の終わり、日本を離れてローマに戻る直前に、短い時間ですが、みなさまとともに過ごすことができることをとても幸せに思います。
この国での私の滞在は短いものでしたが、密度の濃いものでした。 聖フランシスコ・ザビエルの生涯に強い刻印を残し、多くの殉教者が、彼らのキリスト教信仰の証を残したこの土地を訪れる機会が与えられたことを、私は神と日本のすべてのみなさまに感謝いたします。
★日本におけるカトリック、人々の奥深い望み
ここではキリスト者は少数派ですが、その存在感は小さくないようです。
私自身も、日本のカトリック教会に対する一般の人々の尊敬の念を感じますし、こうした互いの好意が将来、成長していくことを願っています。
私はまた、次のことをも観察しました。効率と秩序は日本社会の特徴だとされますが、ここには、もっと深い欲求、人間的で、思いやりのある、いつくしみ深い社会を作りたいとの望みがあるということです。
★学びと瞑想(祈り)
あらゆる文化にとって、学びと瞑想はその文化の一部分でしょう。みなさまの日本文化は、この点に関して、古く豊かな遺産を誇りにしています。
日本は、アジア全体の思想と宗教のよき遺産を統合し、独特のアイデンティティを持った文化を創造することに成功しています。
聖フランシス・ザビエルが感銘を受けた足利学校は、日本の文化が知識を獲得し、それを伝える能力のあることを証しする一例でしょう。
学びと瞑想と研究の場は、今日の文化においても、なお重要な役割を果たし続けています。
より良い未来の保証として、それらの自律性と自由を守ることは必須です。
大学が、将来の指導者が養成されるための最も重要な場所であり続けるためには、知識と文化がその全範囲において、教育機関のすべての部署に影響を与えるものでなければなりません。
そうして、教育機関はより包括的で有能なものとなり、社会を前進させる機会を創造することができます。
★「上智」の理想
ソフィア(叡智)です。人間は自らのもつ資質を建設的かつ効果的な仕方で営むために、真の知恵を必要としてきました。
競争の激しい技術主導の社会において、この大学は、単に知的養成の中心地であるだけでなく、より良い社会とより希望に満ちた未来を形成すための場所であるべきです。
回勅『ラウダート・シ』の精神において、私はここでさらに、アジアの文化にとって馴染み深い自然への愛が、私たちの共通の家である地球の保善のための、知的で前向きな世話において表現されるべきだと付け加えたいと思います。
技術主義パラダイムの一部である、あらゆる還元主義者の試みに勝り、それに疑義を提することのできる新しい認識論の発展にかかわる世話です(『ラウダート・シ』106-114項を参照)。
次のことを見失わないようにしましょう。「真正な人間性は、閉じた扉の下からそっと入り込む霧のようにほとんど気づかれないながらも、新たな総合へと招きつつ、テクノロジー文化のただ中に住まっているようです」(同上112項参照)。
上智大学は常に、人間をたいせつにし、キリスト教的で、そして国際的であるとの特徴によって際立っています。
創立以来、上智大学は、さまざまな国々、時には互いに対立する国同士の出身の教員たちの存在によって豊かにされてきました。
彼らはそれでも、日本の若者たちに最善を尽くしたいとの思いで全員が一致していました。
その同じ精神は、国内外の貧しい人々へのさまざまな支援にも発揮されました。今、私は、みなさまの大学のアイデンティティのこの側面がますます強化され、今日の技術的な大きな進歩に、より人間的で、正義に即した、環境に責任をもつ教育に資していることを確信しています。
★「識別」の学び舎
上智大学を創設したイグナチオの霊的伝統は、教師と学生双方に、反省と識別に適した雰囲気を作り出さねばなりません。
この大学の学生は、良心においてより良いと認められたものを、いかに責任を持って自由に決断していくかを学ばずに卒業すべきではありません。
あらゆる状況において、それが最も複雑な状況であっても、みなさまが、立場の弱い者の断固たる擁護者であり、その行動において、何が正しく人間的であるかを、誠実に責任ある者であることができますように。
言葉や行動が、正しくないとか間違っていると誤解されるような状況においても、真直ぐな者としてあることができますように。
★イエズス会の優先課題との関連:①若者が参加する学び舎
最近決定されたイエズス会の使徒的な優先課題は、世界中で若者への同伴を重要な現実として受けとめ、すべてのイエズス会の施設においてこの同伴を促進すべきだと強調しています。
昨年ローマで開催された「若者シノドス
(世界代表者司教会議)とその報告文書は、世界の教会が希望と関心を持って全世界の若者たちに目を向けるべきことを示しています。
みなさまの大学の全体は、学生がなんらかの資格のための教育の受益者であるだけでなく、その理想をもちより、ビジョンと将来の希望を伝えることで、この教育に共に関与する若者に焦点を当てることが呼びかけられています。
どうか、みなさまの大学が、この分かち合いのモデルとそれがもたらす豊かさと活気で知られる大学となりますように。
★イエズス会の優先課題との関連:②立場の弱い人々と共に
上智大学のキリスト教的ヒューマニズムの伝統は、上記の優先課題のもう一つである、この世界の貧しい人々と疎外された人々と共に歩むこととまったく一致します。
その課題に焦点を当てる大学は、社会的文化的に分離されていると思われるものを互いにつなぎ合わせることができる島を作ることに、常に開かれていなければなりません。
疎外された人々は、分断と隔離を和らげることのできる教育方法を支援するための条件を作ることにより、学術教育計画のうちに創造的な仕方で参与されるべきです。
質の高い大学の研究が、少数の人々の特権と見なされるべきではありません。それは、正義と共通善のための奉仕者であるとの自覚を伴っていなければなりません。それは、彼がかかわる領域を発展させ転換させるために、誰もが呼ばれている奉仕です。そしてこれが私たち全員にかかわる課題です。ペテロのパウロへの助言は今日でも有効です。「ただ貧しい人たちのことを忘れないように」(ガラ2:10)。
★ソフィアの理想のミッションの主役として
親愛なる上智大学の若い友人たち、また親愛なる教員のみなさま、そして親愛なる職員のみなさま。みなさまが、ご自身の人生と、またこのアカデミック共同体において、以上の考察と今日の出会いを運んでいくことができますように。主と彼の教会は、神の叡智を求め、見出だし、そして広め、今日の社会に喜びと希望を提供するという使命の主役として、あなたに期待しています。
どうかみなさま、私自身と、私たちの助けを最も必要とするすべての人のために祈ることを忘れないでください。
日本を発つにあたって、私はみなさまに感謝いたします。そして、みなさまを通して、この訪問中に、非常に親切に私を迎えてくださった日本の人々全員に感謝いたします。
みなさまは私の祈りのうちにいつもいらっしゃいます。
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