現代人が信じている世界 【新実在論#1】
Автор: 哲学チャンネル
Загружено: 2022-05-07
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動画の書き起こし版
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マルクス・ガブリエルはドイツの哲学者です。
名門ボン大学の教授であり、十以上の言語を自在に操り、
最新哲学の研究と、一般書の執筆を並行して行うという異常なことをやっています。
「哲学界のロックスター」と呼ばれることもあるみたいです。
2021年に出版された『資本主義と危機 世界の知識人からの警告』において彼は
資本主義に代わるものを展開できる新しい理論は
ヘーゲルとマルクスの理論を原型とし、そこにフレーゲ体系をミックスした
【フレーゲル】という新しい論理的体系を基礎に作られるべきだと述べました。
資本主義的な世界 科学信仰的な世界
構築主義的な世界
近代~ポストモダンの時代で作り上げられてきた様々な世界観や常識
そしてその理論の多くは間違っている、と彼は考えます。
しかしその「間違い」は我々の奥深くに染みついてしまっているため
簡単に捨て去ることはできません。
ガブリエルは新しい実在論を展開することで、現代にこびりついたポストモダン的な、構築主義的な、自然主義的な常識を超克しようとしています。
このコンテンツでははじめに、
ガブリエルが考えている現代の問題について検討していきます。
彼が問題提起している事柄は数多くありますが
その中でも大きいのが
1,科学的世界観への信仰 2,構築主義による分断
の2つではないかと思います。
『科学的世界観への信仰』に関してはわかりやすいですね。
私たちの生きている世の中はその殆どが科学で説明されています。
その根底には「科学で世界の全てを理解できるはずだ」という信仰があり
その信仰は「科学はいつも正しい」「科学以外は間違っている」という価値観を生み出します。
ガブリエルはこのような科学的世界観は端的に間違っていると言います。
(とはいえ、科学を否定しているわけではありません)
科学が扱っているのは私たちの世界全体なのではなく
あくまでも科学で扱えるある範囲にしか過ぎない。
そしてその範囲は私たちが想像するよりもはるかに小さい。
だからこそ、過度に科学的世界観を信仰するのは危険だと主張します。
『構築主義による分断』は少し分かりづらいかもしれません。
構築主義とはカントに代表される「私たちが認識しているものは物自体を何かの方法で投影したかりそめの存在である」という考え方です。
私たちの目の前にあるものは現にその通りに存在するのではなく、
私たちに備わっている視覚をはじめとする認識システムによって
再構築された存在である。
人間には人間の認識プロセスが存在していて、
もっと言えば人間同士にも微妙な認識プロセスの違いがある。
この主張をベースに考えると、当の「物自体」に関して
私たちがそれをそのとおりに認識することは不可能です。
つまり、物自体に含まれる真理を認識することはできない。
更に、その認識プロセスが人間個々においても異なる可能性を否定できないならば
「人類にとっての真理」みたいなものも認識できないと考えられます。
すると、それぞれの人間や共同体がそれぞれの小さな真理を追求するようになり
人間同士、共同体同士での分断が発生します。
このような分断は数多くの悲劇を生み出しました。
「人間全体が信じる真理には到達できない」という結論は
ニヒリズム(虚無主義)を生み出す原因にもなります。
現に1990年代のニヒリズムの流れを受けて、
今我々が生きる世の中は「何もしたくないわけではないが、
何かしたいわけでもない」というメランコリー的な感覚が蔓延しています。
ガブリエルは構築主義も間違っていると主張します。
1,科学的世界観への信仰
2,構築主義による分断
この二つを超克するためにはこれらの理論を超えるような
新しい理論が求められます。
そこでガブリエルは【新しい実在論】を提唱します。
新実在論では、あらゆる存在を認めます。
構築主義では認識できないとされた物自体にあたる存在も実在として認めますし
科学的世界観では(間接的にしか)認められない幻や想像上の存在も認めます。
しかし、たった一つだけ認めることのできない存在があります。
それが【世界】です。
ガブリエルはこれについてこのように表現しています。
たったひとつの世界なるものなど存在せず、むしろ無限に数多くのものもろの世界だけが存在している。そして、それらもろもろの世界は、いかなる観点でも部分的には互いに独立しているし、また部分的には重なりあうこともある。
つまり、全ての存在が包摂されるような入れ物としての「世界」は存在しないというのです。
一方で科学が扱う「世界みたいなもの」は存在します。
しかしその「世界」は私たちが無意識に考える「全てを包摂する世界」ではない。
それは数多くある「小さな世界」のたった一つでしかないわけです。
そしてこのようにあらゆる存在を認める立場に立つと
科学的世界観や構築主義を超克できる可能性があります。
次回以降の動画では、彼が「世界は存在しない」という結論に至った道筋を辿りながら
新実在論を検討していきたいと考えています。
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