ピント、度数も自動調節?「鯖江のメガネ」偽広告被害が相次ぐ 「100円の老眼鏡」【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2026年2月24日)
Автор: ANNnewsCH
Загружено: 2026-02-23
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福井県鯖江市は世界有数のメガネの生産地として知られていますが、その鯖江のメガネを装ったニセ物が、SNSの広告で出回り、粗悪なメガネを購入する被害が相次いでいることが分かりました。
■中国語で書かれたシールが…
これは鯖江のメガネをうたう偽の広告です。
偽広告
「マジで助けてください。私たちの工場、今ピンチなんです。福井県鯖江市にある、100年以上続くメガネ工房なんですが」
福井県鯖江市で、メガネを製造しているという工房が「経営の危機」と訴える広告動画。日中関係の悪化で中国にメガネを輸出できなくなったため、やむなく半額セールを実施しているとうたっています。
偽広告
「0.01秒で自動でピントを合わせてくれるんです。近視でも老眼でも乱視でも左右の度数が違っても、全部OK。来年あなたの視力が変わっても、新しいメガネを買う必要なし」
「自動でピント調節」「視力検査の必要なし」と、高性能であることをアピールします。SNSで広告を見て、オンラインで商品を購入したという50代の男性を取材すると…。
「日本のメーカーの有名なところのフレームを使ったメガネで、とにかく1本かければ、昼でも夜でも近くも見えるし、遠くも見えるよってことが売り文句。それが一番響いた。1本1万数千円で、4本買ったら4万近くかかるのが、4本買うと(割引で)7500円くらいの値段だったので」
老眼に悩んでいた男性は、1本あたり2000円以下という安さにもひかれ、試しに4本セットを購入しました。しかし、実際に届いたメガネをかけてみると。
「100円ショップで売っているような老眼鏡で、完全に普段使いはできない。確かに近くは見られるんですけど、それをかけて運転とか、出かけられるようなものではない。全く広告で言っていたようなものではなかったです」
番組は男性が購入した4本のメガネを送ってもらい調べてみました。目についたのは中国語で「自動焦点、次世代技術」と書かれたシール。「鯖江」や「日本」という単語は見当たりません。
広告動画では軽さや曇らないなど、機能面についても売りにしていました、メガネの重さを測ってみると20グラムと表示されていて、広告の11グラムと比べて誤差は9グラムです。広告でうたっていた機能は備わっていませんでした。
■「本当にフェイク」
日本のメガネフレーム生産の分野で90%以上のシェアを誇り「技術の鯖江」と世界的な評価を受けている、鯖江のメガネ。広告とは全く違う、粗悪なメガネを生産することなどありえるのでしょうか?専門家に見てもらうと…。
さばえめがね館 東京店
杉本弘毅さん
「商品名も明記していないですし、明らかに大量生産をされたあまり精度的には良いものではないという印象。(鯖江のメガネは)メイド・イン・ジャパンとか、メイド・イン・サバエなど明記してあります」
広告で主張していた「自動でピント調節」機能については。
「このメガネには『プラスの2』というレンズの度数が入っています。『プラスの2』というのは一般的に言うと手元を見るリーディンググラス、老眼鏡みたいなものですね。やっぱり粗悪感というのは否めないですね」
男性が購入した4本は、すべて同じ度数のものでした。
「近くを見やすくするメガネの度数なので、遠くは見づらくなっちゃう。遠くを見るんでしたら、遠くを見るための度数を、作らなきゃいけない。度が変わっていくようなものは、物理的にありえないので。本当にフェイクでしかないです」
専門家が「鯖江産でも、高性能でもない」と断言したメガネ。番組が販売会社に、問い合わせると。
「どこから発送されますか?」
「海外発送」
「作っているのは鯖江市ということで良いですか?」
「はい、そうです」
番組はその後も質問を重ねましたが、販売会社から返答はありませんでした。
専門家は、視力は個人差があり、それぞれに適したレンズも違うため、ネットでメガネを購入するのは、注意する必要があるといいます。
杉本さん
「お客様の視力を測り、その時に適正な度数を提案して、お客様にご納得をいただいて、お作りするというのが一番理想」
鯖江市や福井眼鏡協会には、偽物を買った人からの問い合わせが相次いでいて、注意を呼びかけています。
(2026年2月24日放送分より)
[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp
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